お弁当に便利な自然解凍の商品。国内で6万5千トン、516億円生産
お弁当に便利ですね。冷凍庫から出してお弁当箱に入れるだけの「自然解凍」OKの冷凍食品。
ひじき煮やきんぴらごぼうから始まって(1999年日本水産がパイオニア)、コロッケ類などのフライや唐揚げなどにも広がっています。
日本冷凍食品協会が会員企業を対象に、昨年の自然解凍調理冷凍食品の生産高、輸入高を調査したところ、35社から回答があって、国内生産量は6万5,796t(前年比103.7%)、生産金額(工場出荷額)516億円(100.7%)。輸入量は、4,898t(83.0%)、輸入金額63億円(87.3%)でした。
9割は国内生産です。
家庭用が8割程度を占めていますが、業務用の生産量の伸びが高いです。調理しなくてもよい商品が伸びるなんて人手不足が影響しているかもしれませんね。
国内生産の業務用は1万2,294t(111.8%)と大幅増。同家庭用は、5万3,502t(102.1%)でした。