アレンジメニューの試食会
「冷凍食品の日」(10月18日)イベント~ココロにおいしい、冷凍食品~
第2部は、会場のロイヤルパークホテルもメニュー開発に協力して、ビュッフェ形式の冷凍食品アレンジメニュー試食会でした。
と、その前に、ゲストの石田ひかりさんが、ご自身の冷凍食品活用メニュー「ドライカレー」を披露。
背景の画面で、温めたハンバーグを細かく潰しているのが分かりますか?
ご自身曰く、「ひたすら刻む」メニュー。
細かく切った野菜と、ミックスベジタブル、ひき肉がわりに崩したハンバーグをカレー粉と炒め合わせて出来上がり。
簡単、便利です。
(シェフのアドバイスで仕上げにバターをプラス、香りよく、味わいマイルドになるとか)
ドライカレーと聞いて冷凍食品協会の水垣宏隆副会長、来場者の方々との会話に力が入りました。
水垣氏の会社、エム・シーシー食品(神戸)は、50年ほど前に日本初のドライカレー缶詰を開発したそうで、
「“ドライ”は、水分が少ないという意味の他に、辛いという意味もあるんです」
ご参加の方々に感想を聞いてみました。
新聞などを通じて公募した招待客は、シニア層が中心。また、10月18日がお誕生日や結婚記念日の人は優先ご招待だったそうです。
「とても楽しい誕生日プレゼントになりました。ほんと、美味しいですね」と小針(こはり)征機さん・よしのさん御夫妻。
18日は征機さんの73歳のお誕生日。おめでとうございます。
今日のイベントのメッセージは、シニアの方々に向けて、手軽に利用できる冷凍食品を使って楽しい食卓にしてほしいというもの。
特に男性には、簡単においしくできますから家事に参加してくださいね、と呼びかけました。
小針さんのお宅では?「んー、全く」と、よしのさん。
テーブルお隣同士で打ち解けていらっしゃった2組。
(左から)「10月18日生まれで、こんな楽しい体験」と青山靖子さん。「いろいろあるのね。びっくりしました」と永嶋静枝さん。普段は枝豆やシューマイなど便利に利用されているとか。「ニッスイ 大きな大きな焼きおにぎり」と愛用の商品名をしっかり、正確におっしゃっていました。
丸山さん御夫妻は、100組200人のご招待枠で、8倍の応募から当たったラッキーな参加者。「え、お誕生日?早く言ってくれれば乾杯したのに」
当日の会場にはテレビ東京の取材が入って、バラエティやニュース番組でイベントの模様が紹介されました。
記者団の質問に応じた木村均専務理事。
「ご招待できる人数は少ないですが、メディアに紹介されることで、認知を広げることができれば成果」
過去数年の同イベントは、シニア、男性、単身者といった冷凍食品をあまり使ったことのない方々にアピールを続けてきました。
アンケートを取ると、実際50代以上の利用が増えているということで、PR成果は徐々に上がっているようです。
「冷凍食品の日」のイベントは、昭和61年(1986年)にスタートしましたので、今年ちょうど30年目。初回は1万人試食会でした。すごいインパクトでしたが、調理が追いつかなかったり入場制限が出たりの大混乱。今では懐かしい思い出です。