冷凍食品News

冷食協 生産・消費統計:数量2年連続減少も金額では過去最高更新して8000億円突破

日本冷凍食品協会は、4月17日、令和6年(2024年1月~12月)の冷凍食品の生産・消費調査結果を公表しました。

それによると、同年の冷凍食品国内生産量は、協会員341社(前年351社)・413工場(同422工場)で、前年比0.5%減の153万7,854トンとなり、2年連続のマイナスとなりました。一方、生産金額(工場出荷額)は、同2.6%増の8,006億円で、過去最高数値を更新、初の8千億円台突破となりました。


業務用、家庭用別に見ると、数量では業務用が前年のマイナスから回復して増加。家庭用の2年連続のマイナスとなりました。
生産金額では、4年連続の増加。家庭用も昨年のマイナスから転じて増加し、一昨年とほぼ同額になっています。

品群別では、農産物が4.4%増でしたが、大半を占める調理食品全体で0.5%の減少。菓子類、畜産物も減少しました。
品目別で特に伸びているのは、ラーメン、ピラフ、シュウマイなど。

冷食協では、国内生産量に、冷凍野菜輸入量(財務省通関統計)、調理食品輸入量(協会員33社対象)を合計して「冷凍食品国内消費量」を算出していますが、同年は冷凍野菜輸入量、調理冷凍食品輸入量も伸びて、消費量は292万4,514トン、前年比1.5%増と慎重しmした。国民1人当たり消費量は、23.6kg(前年23.2kg)となりました。

スポンサードリンク

株式会社 明治
日清フーズ
マルハニチロ
ライフフーズ株式会社
株式会社ノースイ
株式会社ファンデリー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA