おまけ

大阪・関西万博プレスデー、こぼれ話



「大阪・関西万博」のプレスデー(4/9)、いざ大屋根リングへと勇んで歩き出したら、賑やかな集団の中に見慣れた大阪王将の真っ赤な法被姿の方々。イートアンドグループ・大阪王将(外食事業)が出店するフードコート「大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~」関係者による商売繁盛・万博大成功祈願の「宝恵駕行列(ほえかごぎょうれつ)」でした。大阪ミナミ、今宮戎神社の伝統行事の再現です。

「大阪のれんめぐり」は、白ハト食品工業が大阪ブランドの老舗に声がけして出店したサステナブルがテーマのフードコートです。事前に開かれたプレス発表会では、大阪王将は、サステナブル飼料で育てたウメビーフをトッピングした炒飯(ロボット調理)を紹介しましたが、もちろん餃子もあります。

そして、もう一つの目玉メニューは、松阪牛を使用した「和牛すき焼き餃子」。海外からの来場者が喜びそうなメニューです。

炒飯を作る炒め調理ロボットは、「I-Robo2」が3台。炒飯を炒めるロボットという点では、図らずもニチレイフーズの「テラスニチレイ」(静けさの森)のコンセプトと重なりましたが、同ロボットのTechMagic㈱によると、ご飯を入れて調理する大阪王将と、冷凍炒飯を調理するニチレイとでは、同じ機械でも全く別のプログラムになるそうです。

さて、万博のシンボル、大屋根リングの巨大さには、とにかく度肝を抜かれました。


右から、フィリピン、アメリカ、フランス。日本を除く158カ国・地域はリング内とのことで、分断、紛争、戦争の時代に開かれる万博だということに、改めて思いが至ります。
万博取材は、10年前のミラノ博以来です。その前は2005年愛・地球博。シベリア凍土がとけて発見された冷凍マンモスの撮影を目指し、プレスデーに駆けつけました。

食の万博だったミラノの会場の、パネル注文を披露したマクドナルドですら落ち着いた雰囲気に比べて、今回は、屋外も屋内も大型液晶画面やプロジェクションマッピングが多様されて賑やか。NYタイムズスクエアのような、わくわく感を感じる雰囲気です。

食や水なども密接に関わるSDGsが始動したのは、ミラノ万博開催の翌年、2016年からでした。食の万博のテーマは、食文化に加えて、食料問題にも一歩早く切り込んだものでした。

今回の万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」。さまざまな命の尊厳とテクノロジーが融合する未来を、いろいろな切り口から見て考察することができます。

飲料自販機の隣に設置された無用給水所には驚きました。1回給水するたびに、ペットボトル1ッ本の削減をカウントします。お水はとてもおいしかったです。水の供給が十分でない国々の方々も、さぞかし驚くことでしょう。

ぜひ水筒を持参してください。私の次の方は、空いたペットボトルに入れていました。

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