冷凍食品News

松屋銀座「ギンザフローズングルメ」に期間限定『日本全国!ご当地冷凍食品大賞』コーナー(~3月18日まで)

松屋銀座の地下2階食料品売場内の「ギンザフローズングルメ(GINZA FROZEN GOURMET)」に2月21日、「日本全国!ご当地冷凍食品大賞2024-2025」(一般社団法人未来の食卓主催)受賞商品のコーナーが登場しました。3月18日までの期間限定販売です。実店舗での受賞商品販売は同店が唯一です。同コーナーには、2月19日午後に決戦投票が行われてグランプリに輝いた、静岡・駿河海鮮問屋 望仙(もちせん)の「贅沢桜えびかき揚げ」(税別972円)を真ん中に、
最高金賞の香川・うどん本陣山田家(やまだや)の「讃岐すき焼うどん」(同901円)

同じく最高金賞受賞の福島・凍天処 木乃幡(キノシタコーポレーション)「凍天(しみてん)」(同270円)

金賞受賞商品からは3品

宮城・ルヴォワール「蔵王のお釜ピザ(プレーンとまと)」(同1581円)

東京(福岡)・水たき 玄海「専門店のとり鍋セット(極)」(2人前、同5480円)

宮崎・宮崎スープカレー専門店スパイスチャンキー「宮崎スープカレー(日南どりの骨付きもも)」(同1181円)※盛り付け例:商品は骨付きもも・カレーのみ

審査員特別賞は3品を品揃えしています。
タケムラダイ賞:佐賀・海老フライ専門店 EBI(イービーアイ)研究所「神えびフライ(5尾)」(同1728円)
村田明彦賞:沖縄・さわのや「沖縄名物じゅーしぃおにぎり(4個入)」(同1543円)
山本純子賞:栃木・餃子専門店宇都宮悟空「特製肉餃子(15個入)」(同1383円)


さすが百貨店、売場には丁寧な商品説明を掲げています。
取り扱い商品を日本地図に書き込んで紹介しています(京都・京都おめん「食べる日本のスープ6種」は遅れて取り扱い開始予定)。

初日の朝、開店前に売場で開催した取材会で説明にあたった、松屋銀座・食品部「ギンザフローズングルメ」担当課長の今井克俊氏です。「ギンザフローズングルメ」は2022年8月末に開設して2年半。今期の販売は、全体で前年比140%(2024年3月~25年1月)。部門別では、売場130%、卸売200%(明治屋ストアはじめ地方の高級スーパー約10店に「ギンザフローズングルメ」コーナー)とのこと。
「昨年、タケムラダイさんからご当地冷凍食品大賞についての熱い思いを聞いたときに、松屋が取り組んでいる『共創』事業、つまり日本各地の良い文化を東京の銀座・浅草に店を持つ松屋が全国へ発信していくという事業に通じると共感し、ぜひこの売場で発信したい、また、冷凍食品全体を盛り上げたいと思いました。冷凍だからこそ、各地の良いものを時空間を超えて銀座から発信できると考え、販売で協力します」(今井課長)


続いて、「日本全国!ご当地冷凍食品大賞」を後援した「冷凍食品PR連盟」役員のタケムラダイ氏(冷凍食品マイスター)と山本純子(冷凍食品ジャーナリスト)が同アワード事業を説明。
タケムラ氏は3年前から構想があり、昨年、(一社)未来の食卓主催により実現に至った経緯、初回70品を超えるエントリーがあったこと、一昨日(2/19)表彰式と最高金賞4品の決戦投票により大賞(グランプリ)が決定したことなどを説明。「決戦投票に向けての各社のプレゼンテーションは、心打たれるものばかりでした。私は冷凍食品をこよなく愛し、昨年は「冷凍食品PR連盟」設立にいたりましたが、その活動の一環として『ご当地冷凍食品大賞』を後援でき、すばらしい商品を選出することができました」と語りました。

山本からは、全国各地の良い冷凍食品も「出口」が見つからず苦労している事例が多くあり、『ご当地冷凍食品大賞』に「ギンザフローズングルメ」が販売協力する意義を説明、「地方メーカーにとって、夢のあるアワードになりました。小さな規模で商品づくりに工夫を重ねている企業をぜひ応援してください」としました。

グランプリ獲得の(有)望仙・望月俊孝事業戦略統括マネージャーは、明治時代から桜えびの取り扱いを生業としてきた企業であること、釜揚げや干し桜えびなど素材以外にも差別化されたオリジナル商品の開発を進めてきたことを説明し、「1枚1枚丁寧に揚げた商品は効率は悪いですが、その分ご満足頂ける商品だと思います。自分が作ったものをこの東京・銀座で販売していただけることは本当に嬉しい」と語りました。
㈱玄海の「水炊き番」、犬木真道氏は、福岡の水たきを東京で広める店を昭和3年から営業する「玄海」を紹介し、「白くてコクがありながら、すっきりしたスープが特長です。96年間工夫を重ねて今に至っています。東京で広めたいという創業者の思いが、冷凍することで、東京から日本全国へ届けることに広がったのは嬉しいことです。今日は水たきをしよう、と言ったら、子どもたちがやったー!と喜ぶような商品を届けていきたいです」と商品にかける思いを語りました。
フォトセッションは、未来の食卓から山田まさる代表理事(㊧端)と山口英樹理事(後列)、審査員を務めた桃世真弓氏(前列㊨端、スーパーエコごはん研究家)も加わりました。


試食や囲み取材も行なわれました。

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