業務用冷凍食品

レンジでとろとろ~プラントベースチーズ「Ever Cheese」新登場~2foods×カゴメの共同開発第5弾

植物性由来商品を展開する「2foods」(㈱TWO:東京都渋谷区、東義和代表取締役CEO)とカゴメ㈱がコラボしたプラントベースフーズ商品の第5弾となる、業務用プラントベースチーズ「Ever Cheese(エバーチーズ)」。写真手前は加熱して、とろとろになったものです。

10月1日から2foods店舗、同オンラインショップなどで発売されました(カゴメ業務用ルートでは9月24日から販売開始)。
商品は、500g袋。シュレッドチーズのような形状になっていますので、必要な量だけ使用できます。冷凍保存・流通です。

冷凍状態から加熱して、すぐとろとろになります。レンジでもOK。2foodsの店頭販売価格は1袋1,600円、公式オンラインショップでの販売価格は1,800円(送料別)です。

のびーる感じではなく、とろ~とした形状になるのですが、味わいはかなりチーズ。濃厚でコクがありながら、軽やかな味わいという表現がぴったりかもしれません。雰囲気はチェダーチーズ風です。開発機関は2年半。見た目や味わいをチーズのようにして、原材料の油脂量を調整してコレステロールゼロに。カロリー約32~52%オフ(一般的チーズに比較して)、脂質約62~71%オフ(同)です。

ベジタリアン、ヴィーガン志向の方々向けばかりではなく、チーズは好きだけど健康のために少し控えたいという方にもぴったりはまり、満足感も提供できる素材です。

2foods店舗(渋谷ロフト店/銀座ロフト店)では、10月1日から同品を使用したカフェメニュー「エバーチーズのクロワッサングラタン」(イートイン1,090円、テイクアウト1,070円)を販売しています。クロワッサン1個を使用していますが、それもプラントベースフードの「2foods クロワッサン」です。

メディア向け試食会で発表に立った、カゴメの同品開発担当課長、葛原大士氏㊧(新領域開発部新素材・商品化技術開発グループ)とTWOのR&Dグループフードクリエイター、二本木ちひろ氏㊨。

発表会で二本木氏は、米国と日本市場でのプラントベースフードの成長性と共同開発の経緯について解説しました。日本ではインバウンド需要も高まっていて業務用カテゴリでの成長性が高く、若い世代を中心に、「インフルエンサーの影響を受けて、プラントベースフードを取り入れる人が増加している」とのこと。米国でも、日本でも、健康増進のための食の選択肢になっているという説明でした。

プラントベースチーズのグローバル市場については、「2030年までに71億900万米ドルに達する見込み」。

カゴメの葛原氏は、「Ever Egg」の開発について発表。「チーズのような伸びを作るのは難しく、とろ~りとろける伸びを目指して、でんぷんと他の原材料の組み合わせを数百種類の配合から導き出した黄金比率で実現」したそうです。チェダーのような色合いは人参で、コク、味わいは、大豆飲料で表現しています。

2foods×カゴメの共同開発商品は、2021年4月の包括的業務提携契約以降、2022年3月に、たまごじゃないたまご「Ever Egg」(冷凍タイプ)を発表、2023年に同常温タイプ、2024年3月には同常温タイプリニューアル、同(たまごサラダタイプ)発表とアイテムを拡大してきました。つまり、プラントベース“たまご”のシリーズに続いて、“チーズ”の開発に至りました。

 

 

 

スポンサードリンク

オランダ農業振興会
株式会社 明治
日清フーズ
マルハニチロ
ブレジュ 公式 オンラインショップ
ライフフーズ株式会社
株式会社ノースイ
株式会社ファンデリー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA