“カツ丼で健康経営?” 冷凍ショーケース設置型社食「完全メシスタンド」~日清食品
日清食品ホールディングスは5月7日から、EC販売をしている冷凍食品の「完全メシDELI」シリーズを使用した法人向けの設置型社食「完全メシスタンド」事業をスタートしました。
「完全メシスタンド」公式サイト
『完全メシ』は、PFC(たんぱく質、脂質、炭水化物)バランスが良く、33種類の栄養素が入っていることが商品設計の基本。中でも冷凍食品の「完全メシDELI」は、現在20種類以上の品揃えがあり、カツ丼、パスタ、中華めん、カレーライス、オムライス、お好み焼などなどバラエティ豊か。「完全メシDELI」サイト【一般向けEC】
職場に冷凍ショーケースを設置(完全メシDELIを60食ストック)して、月額費用3万円(税抜)から(月60食、セルフサポートの場合)、専任業者(パートナー企業が運営)が定期的に商品、備品を補充するフルサポートプラン(東京・神奈川エリア限定)もあります。いずれも初期負担額はゼロ。
従業員は好きな完全メシを選び、1食500円(税込、参考価格:設定は自由)を電子決済して、電子レンジで調理して食べます。
同社では、”カツ丼で健康経営? 従業員は、おいしく食べるだけ”と訴えています。つまり、健康経営の要となるのは「ウェルビーイング」。「健康的な食」「食の楽しさ」「豊富な選択肢」が揃った食環境は、「ウェルビーイング」に強く関わる、とのこと。
電気代など設置運営費、月額支払いと集金の差額などを企業が補助する形で、栄養バランスのとれた社食が提供できます。”設置型社食の新スタンダード”という訴えかけも納得できますね。
「完全メシスタンド」のサービスは、2023年2月から一部先行スタートして、2024年3月末時点で23企業に31台が導入されています。