SHIBUYA TSUTAYA 3F/4F「SHARE LOUNGE」フリーフードコーナーに冷凍食品初登場
カルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱(CCC、髙橋誉則社長)は、4月25日、『SHIBUYA TSUTAYA』全館をリニューアルオープンします。20代~30代の若者が集い、訪日外国人の人気観光スポットであるスクランブル交差点に面した好立地を活かして、「好きなもので、世界をつくれ。」をテーマに、地下2階から地上8階まで全館が生まれ変わりました。
エフエフプレスが注目したのは、3階と4階の「SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)」フリーフードコーナーに冷凍食品が初登場することです。パスタ、ピラフ、ライスバーガー、ポテト、コロッケ、レンジ餃子、お好み焼・たこ焼などなど。
SHARE LOUNGEは、シェアオフィスの機能とラウンジの心地よさを併せ持つ、時間制のカフェ・ラウンジで、同店が30店目。仕事の合間のランチやコバラ満たしに、友人と過ごすカフェタイムのスナックに、また、アルコールプランでは、お酒のおつまみにと、冷凍食品を自由に選び、自分でレンジ調理して楽しむことができます。
従来からのナッツバー、
菓子類もあります。
CCCは昨年12月、大阪・戎橋に冷凍食品食べ放題レストラン「レンチン食堂」をオープンして、若者世代やインバウンド向け需要を狙った新業態として検証に取組んでいますが、SHARE LOUNGEでの食事提供をどうするか、という実験的役割も同店は担っていました。
レンチン食堂を5カ月近く運営してきた成果が、今回活かされている訳ですね。
新規オープンするSHARE LOUNGEは、フロア別にコンセプトが異なり、3階フロアはフィギアメーカーとのコラボにより、IP(知的財産)コンテンツをモチーフとした唯一無二の等身大フィギア、高品質フィギアを展示。国内外のファンを魅了するジャパンカルチャー全開です。
ショーケース扉6枚に冷凍食品とアイスを並べ、自由に使える電子レンジも6台設置しています。
一方4階フロアは、主にクリエイティブワーカーに向けた仕事場の提供を想定していて、書棚やアートに囲まれた空間。
半個室ブース26席、オープンスペース75席、4名用・8名用の会議室2室があります。
そしてフード・ドリンクコーナーは、3階に比べてコンパクト。
冷凍食品・アイスは扉2枚スペース。
電子レンジも1台です。
利用料金は、ソフトドリンクプランは60分1650円、延長30分825円、1日利用5500円(8時~23時)。アルコールプラン60分2200円、延長30分1100円。他に回数券、月額利用等の設定もあります。
「ライスバーガーがかなり利用されるのではと予想しています」と新業態開発本部新業態企画推進室・戦略店舗グループリーダーの寺島達也氏。戎橋「レンチン食堂」の状況をうかがうと、徐々に業態が認知されて、狙いのひとつとしたインバウンド客の来店も増えて、日本の冷凍食品のクオリティに驚きの声を得ているそうです。
さて、SHARE LOUNGEで以降、冷凍食品の品揃えが増えるかというと未定で、まずは渋谷の同店で検証してからとのことでした。
2階のスターバックスを含めて、3階、4階のSHARE LOUNGEには、スクランブル交差点を一望できるスペースを窓際に設けています。
ハチ公広場や交差点の様子がよく見えます。
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