デルソーレ創立60周年記念ピザ第二弾! 北海道・八雲で作る「HOKKAIDO PIZZA」発表
日本におけるピザのパイオニア、デルソーレは10月4日、創立60周年を記念したピザ第二弾として、同社史上最高級(Top of the top)の冷凍ピザ「HOKKAIDO PIZZA」4品を発売します。
「HOKKAIDO PIZZA」は、北海道・八雲町にある同社の農場レストラン「ハーベスター八雲」内に新設した『八雲ピザ工房』で、北海道食材にこだわって手作り製造します。
つまり食品工場レベルの品質管理基準をベースに、北海道産小麦、北海道の天然酵母で長時間低温熟成(48時間)した生地を1枚ずつ手のばし。トッピングは北海道・八雲町の食材をふんだんに使用して、石窯で焼き上げ急速凍結したピザ。北海道の食の惠を感じながら、ピッツェリアレベルの味わいを家庭で楽しめる、究極の冷凍ピザとも言えます。
「HOKKAIDO PIZZA 北海道産チーズの贅沢マルゲリータ」(9インチ:平均350g)【写真㊧】は、クラッシュトマトをブレンドしたオリジナル配合のトマトソース、北海道産モッツァレラ、セミドライチェリートマト、フレッシュバジル、エキストラバージンオリーブオイルのトッピング。1620円税込。
「HOKKAIDO PIZZA 厳選北海道産チーズのフォルマッジ」(9インチ:平均322g)【写真㊨】は、北海道産の生クリームとマスカルポーネにホワイトソースをブレンドし、トリュフフレーバーオイルを配合したクリームソースに、北海道産チェダー、ゴーダ、モッツァレラ、さらにイタリア産ゴルゴンゾーラ、グラナパダーノをトッピング。、さらにフルーティなカラマタオリーブを乗せてワンランク上のピザを演出しています。1620円税込。
「HOKKAIDO PIZZA 噴火湾産ベビーホタテとホエー豚ベーコンのバジルピザ」(9インチ、平均342g)【写真㊧】は、北海道噴火湾産のベビーホタテを醤油麹でマリネすることで、強いうま味と麹由来の香りが加わって芳醇な味わい。バジルソース、ホエー豚のベーコン、チェリートマト、カラマタオリープと贅沢なトッピング。1620円税込。
「HOKKAIDO PIZZA 八雲産豚のサルシッチャと粗びきソーセージのピザ」(9インチ、平均390g)【写真㊨】は、自家製サルシッチャ、八雲産の粗びきソーセージ、アスパラ、セミドライチェリートマトと贅沢なトッピング。サルシッチャは、八雲豚にさわやかなハーブ(タイム、セージ、ローズマリー)とブラックペッパーをブレンドして肉のうまみを引き出しています。1782円税込。
解凍後(冷蔵庫8時間、もしくは室温:25℃約1時間)、オーブントースター(1000W)で約5~7分で焼き上がります。販売は、自社EC「デルソーレショップ」、高級スーパー・百貨店など。
★原点回帰!冷凍ピザ強化戦略~大河原泰社長
発売前日の10月3日、同社アンテナショップを併設したレストラン「グリルハーベスター大崎店」で開催したメディア発表会では、まず、「八雲町観光大使」を務める大河原毅代表取締役CEOが、北海道八雲町・ハーベスター八雲について紹介。
「デルソーレ60年のピザの歴史、KFC実験農場からスタートしたハーベスター八雲38年の歴史とSDGsを考えた現地食材を一緒にして、ひとつの作品を作りました。大河原泰社長が6月に就任して初めての作品」と挨拶した大河原代表。
続いて大河原泰代表取締役社長は、「前会長大河原愛子が日本で初めて冷凍ピザを販売してから当社は来年創業60周年を迎えます。オーブンもオーブントースターも日本に無い時代、冷凍食品への理解も無い時代に、大河原前会長はフライパンでピザを焼く方法を教えながら販売をしました。大変な苦労だったと聞いていますが、60年を経て人々の冷凍食品への理解度も深まり、ライフスタイルも変わってきました。60周年を迎えるに当たり、原点回帰、冷凍ピザに焦点を当てたポートフォリオ戦略を組みました。手作りで素材の良さを生かすことを武器に、冷凍ピザで新たな戦略を展開します」と方針を語りました。
新商品の位置づけを説明する製造・開発ユニットR&Dマーケティングチームの長谷川嘉孝マネージャー代理です。同社冷凍ピザの最高峰「Top of the top」に位置づけられるのが「HOKKAIDO PIZZA」。同社では市販用ピザは、チルドピザを中心に力を入れてきましたが、60周年を機に冷凍ピザも拡大強化していく方針です。
新商品の発売により、今年春発売した60周年記念商品第一弾「THE PIZZA」2品(マルゲリータ:592円税込、ピスタチオピザ:646円税込)、その上に、今年8月「第66回ジャパン・フード・セレクション」で最高評価のグランプリをピザで初受賞した「スモーク香るマルゲリータピザ」(916円税込)。そしてその上位に「HOKKAIDO PIZZA」という品揃えになります。
発表会を終えて、デルソーレSHOPで。大河原泰社長、大河原毅代表CEO、武長栄治取締役製造・開発ユニット管掌。
武長取締役によると「八雲ピザ工房」での製造キャパは現状日産100枚とのこと。そして将来的には200枚/日レベルへ引き上げていくということなので、かなりプレミアムで希少なピザになりそう。「売り切れ御免とご理解いただき数量限定で」(同取締役)。
大河原社長も「特別な日、ギフトに利用いただければ」としています。
冷凍ピザで1500円超えの商品は高いかどうかというと、ネット販売や専門店ブランドのピザと同レベルになります。プレミアムな食材を使用した場合、外食では2000円アップの価格帯になることを考えると、「HOKKAIDO PIZZA」は同等レベルでリーズナブルと言えそう。また、食品メーカーとしての品質保証が強みになると思われます。