日清食品の『完全メシ』が冷凍食品売場に!! 「ボロネーゼスパゲティ」と「汁なし担々麺」
本日、8月4日は「栄養の日」,というわけではありませんが、日清食品の『完全メシ』、ついに冷凍食品売場に登場!!という話題です。
たんぱく質、カルシウムをはじめ何かと栄養が不足している日本人(平均)の食生活。野菜は1日350gが推奨されていますが、あれ、どれくらい取っているのかな?と考えてもよく分からない人多数。一方で食べ過ぎて肥満の方も多数。ならば、そのお助け食品があっても良いのです。
普通に美味しく食べられるということを大前提に、33種類の栄養素がしっかりバランス良く摂れる、日清食品㈱の『完全メシ』。高たんぱくで、PFCバランス(P:たんぱく質、F:脂肪、C:炭水化物)もバッチリ。食物繊維もしっかり摂れます。
今年の夏は、プラントベースフードの「謎うなぎ」発売で話題になった、ビヨンドフード事業部が手がける商品です。
2022年4月末に第一弾を発売して1年、2023年4月末で1000万食を突破したという大ヒットシリーズです。
「カレーめし」やスムージーが注目されていますが、昨年9月26日から冷凍食品も公式ネットショップ限定ですが、販売しています(現在11品)。冷凍食品のリピート率は23.7%と高く、もっと身近なお店で買いたいという要望が寄せられていました。
そこで、2023年秋冬新商品として全国発売される『冷凍 完全メシ』は2品。販売は日清食品冷凍です。
「冷凍 完全メシ ボロネーゼスパゲティ」(305g、〔めん182g〕)。揚げなす入りの、じっくり煮込んだ牛肉とトマトのうまみがきいたコク深いソース。アルデンテにゆで上げためんのボロネーゼです。
発表会で食べた試食品です。違和感なく普通の美味しいボロネーゼです。
熱量:499kcal、たんぱく質:20.2g、脂質:13.3g、炭水化物: 71.0g (糖質:64.6g、食物繊維:6.4g)、食塩相当量:2.8g。
「冷凍 完全メシ 汁なし担々麺」(295g、〔めん187g〕)は、香ばしいカシューナッツ入り。芝麻醤のコクがきいた特製たれが、もちっと食感の平打ち麺に絡む汁なし担々麺です。「花椒入り唐辛子パック」が別添されています。
熱量:465kcal、たんぱく質:21.5g、脂質:12.9g、炭水化物:69.3g (糖質:63.3g、食物繊維:6.0g)、食塩相当量:2.9g。
2品ともに、「日本最適化栄養食協会」から主要な栄養素がバランスよく適切に調整された「最適化栄養食」としての認証を受けています。
日清食品㈱ビヨンドフード事業部マーケティング部の三井利宏部長㊧、日清食品冷凍㈱の中村稔営業本部長㊨。
『完全メシ』の開発コンセプトは、戦後まもなく「チキンラーメン」を開発した、安藤百福創業者が掲げた「食足世平(しょくそくよへい)」、食が足りてこそ世の中は平和になる、という精神に通じるもの。三井部長の説明に、はっとしす。食品は多様に提供されているのに、足りなかったり、過剰であったりが原因の不健康。それをあたりまえのように見慣れてしまってはいけないのです。
気になる価格ですが、店頭で税抜498円程度になりそう。既存の「冷凍日清中華 汁無し担々麺大盛り」は、同248円くらいですので、やはり高めのライン。「冷凍めんの新規提案品としてブランド認知をいただけるようにする」(中村本部長)方針です。
常温商品でヒットしている「完全メシ カレーめし」の価格は400円近く。一方既存品である通常の「カレーめし」は268円くらいですが、『完全メシ』が全く新たなユーザーを獲得して全体で注目度がアップしているそうです。冷凍食品売場でもそんな現象が起こりそう、と楽しみですね。