冷凍食品問屋の強みを活かした専門店「FROZEN JOE’S」1号店、川崎・元住吉にオープン
“冷凍食品専門店・専門売場”は、日経トレンディ誌の予想通り、2023年のヒットになりました。12月9日、神奈川県川崎市中原区の東急東横線・元住吉駅前から賑わう商店街、ブレーメン通り沿いに、フローズン専門店の1号店「FROZEN JOE’S(フローズンジョーズ)」元住吉ブレーメン通り店がオープンしました。商店街立地の小型店(店舗面積25坪、350品)です。運営するのは、アイスクリーム・冷凍食品販売で実績のある食品問屋、株式会社アイスコ(横浜市泉区新橋町、相原貴久社長)。
「冷凍卸業として70年余り培ってきた強み、ノウハウ、自社物流ネットワークを活かして取組む1号店です。賞味期限が長い冷凍食品は、食品ロス削減にもつながります。店には省エネ型ショーケースを導入しました」と相原社長。自社運営の食品スーパーに続き、冷凍食品小売業の事業拡大に乗り出しました。
新規事業の指揮をとる三國慎専務取締役です。フローズンジョーズの店名は、同社相原敏貴会長が米国視察をしていた時代の愛称がジョーであったことと、「冷凍上手」の意味を込めたとか。また、JOY(楽しいお店)、 ORIGINAL(独自性の商品)、ECO(環境配慮)、SPECIALTY(専門性)の頭文字も結びつけています。
その「上手」なポイントは、冷食・アイス専門問屋の機能、つまり調達力や開発力。そして卸業として関東から東海地区にかけて約5000店舗の納入先があり、トレンドをよく把握していること。さらに、自社物流で品揃えするので、バックストックが不要であること。
店内には、目を引くキーワードと通常の食品スーパーでは出会うことのない品揃え。
スイーツやご当地アイスも品揃えしています。三國専務が手にしているのは、アイスコオリジナル開発商品のワッフルです。ちなみに、三國専務は前職が乳業会社役員という経歴。50歳を機に生活者に近いところで仕事をしたいという強い思いを持っていらっしゃいます。
1号店ということは、関東から東海にかけて、2号店以降も視野にあります。「商業施設内、駅ナカ、元気な商店街への出店を想定しています。いわばカルディの立地」(同専務)とのこと。カルディの冷凍食品版という表現で良いですか?という質問に、「まあ、そうですね」とのことでした。
品揃えは専門紙記者団が見て、なるほど、これは美味しいけど普通のスーパーは取り扱いしないよね、と納得するような商品。
相原社長オススメは、
名古屋のナポリピッツァ名店、「チェザリ」の自家製、匠ピッツァ
一冨士ケータリング「高速!鍋奉行 モツ鍋」でした。
はじめまして。フローズンジョーズさんは加盟店は募集していないのですか?または募集する予定はありますか?
加盟できるのであれば資料を頂きたいのですが。宜しくお願い致します。
1号店発表会の時は直営展開想定と記憶していますが不明です。㈱アイスコにお問い合わせ下さい。