「魔法の食卓ができます」 間野実花先生の冷凍食品アレンジ術講座
洋野菜ミックスのバーニャカウダ、えびピラフの散らし寿司、かぼちゃのサラダ、肉まん、冷凍フルーツのプリン。彩りがよく美味しそうでしょう? 美味しいです。これが全て冷凍食品で、ささっと30分くらいで出来上がります。
マノ料理学園(東京・吉祥寺)で開催された、同学園園長、間野実花先生による「冷凍食品アレンジ術」料理講習を拝見しました。講習参加者は、全員60歳以上。シルバー人材センターの就業体験講習(主催:公益財団法人東京しごと財団、共催:公益社団法人武蔵野市シルバー人材センター)です。
シルバー人材センター未加入の方を対象に、同センターについて知っていただくと共に、就業体験もという講習です。料理教室が就業体験?と思ったのですが、これは「家事援助サービス」という仕事にかかわる講習です。都内には58のシルバー人材センターがあり、現在60歳以上の方約8万人が会員。シルバー世代の健康寿命を延ばそうという狙いもある非営利事業ですので、負担にならない日数と時間、そして軽微な作業とのこと。会員の皆さま、元気に生きがいをもって働いているそうです。
さて、講習会。アレンジ料理の作り方ばかりでなく、冷凍食品の基本について説明するところが素晴らしい。
菌の活動できない温度帯、マイナス18℃以下で保存する冷凍食品には、保存料が要らないのです。
実花先生は日本冷凍食品協会の調理コンサルタントも務めていらっしゃいます。協会の認定証マークについてももちろん解説。楽しく面白く、そして分かりやすく説明されますので、皆さん実花先生のお話に引き込まれていきます。
えびピラフにプレーンヨーグルトを入れると酢飯に!
「すごいでしょ。びっくりした?」「冷凍食品は魔法の食卓ができるんです」
食パンにお酒を吹きかけしっとりさせてシューマイを包んでラップで丸め、レンジでチンすると「肉まん」!!実花先生の、びっくりオリジナルレシピは、みのもんたさんの番組、思いっきりテレビに出演したときに生まれたそうです。
さて、調理実習。
男性も「任せなさい!!」という感じで手際よく。
「すごい!」「すごくうまく出来た!!」
お元気な笑顔、ありがとうございました。