2017年ピザマーケット調査で前年比減少、メーカー出荷額では3年連続増加
ピザ協議会による、2017年度ピザマーケット調査結果は、メーカー出荷ベース売上では3年連続の増加、対前年比102.8%となり、同出荷額を基に推定したピザ末端売上高は、1,285.7億円、前年比101.0%と増加しました。
一方、ピザ宅配店及びピザ専門店、イタリアンレストランによるピザ売上高は、店舗数減少が影響して減少しました。
メーカー製品売上を基に推定したピザ末端売上高、宅配・外食データを基に推定した市場規模を合わせた2017年度のピザの推定末端売上高合計は、2,644.6億円(前年度2,668.4億円)となり、対前年比99.1%と減少しました。
ピザマーケットは前年度まで3年連続で伸長し、最高数値を更新してきましたが、2017年度は、メーカー出荷額が3年連続で伸びながらも、デリバリー業態が全体で横ばい傾向、さらにピザ外食チェーン店の倒産など専門店の店舗数減があり、全体の市場規模では若干の減少となりました。
ピザ協議会では本年も、「ピザの日」(11月20日=マルゲリータ王妃の誕生日)を通じたピザPR活動を展開する予定です。