母親の思いを形にしたコープの離乳食冷凍食品、やはり大ヒット!開発担当者に会ってきました!!
先月、生協コープ商品の冷凍食品新商品に離乳食!!と聞いて、あっぱれ!!CO・OP!そうなんですよ、保存料も要らず素材そのままの冷凍食品、小分けできる冷凍食品は、離乳食こそ最適なんだと切望していましたので、感動。
生協の離乳食、新発売
CO・OPのサブブランド「きらきらステップ」の開発担当者、日本生活協同組合連合会 第二商品本部冷凍食品部調理冷食グループの神津茜美(こうづ・あみ)さんにお話を聞いてきました。
神津さんは、小学校3年生と年長さんの男の子2人のお母さん。やはり。開発アイテムが、本当に欲しい!と思わせる、ズバリ、ストライクのものばかりですから。
コープネット事業連合との共同開発商品です。3月第4回のコープネット宅配チラシ「きらきらBaby&Kids」に初登場掲載したところ、「国産白身魚のほぐし身」2万パック、「九州産小麦使用 やわらかいミニうどん」1万9000パックと異例の大ヒット!だそうです。
「白身魚は、ぜひ入れたかったんです。白身魚というとタラですが、鍋の季節を外すと意外となくて、じゃあ鯛の刺身?でも、1切でいいのに何百円も出して1パック買えない!!とずっと思っていました」と神津さん。 心底「欲しかった」という思い、よく解ります。それを実らせたんですね。後輩ママたちに贈る、思いのこもった開発商品です。
食塩ゼロ、細くてつぶしやすいうどん。心に響く商品設計です。長さ限界26cmと少々長めなのが課題とか。
お話をうかがいながら、いろいろ試食。手前㊨は白身魚のほぐし身です。北海道産スケソウダラを蒸してから骨を除いて、このように小さくカットしてあります。使いたい分だけ何にでも使えます。パッケージの裏面も素晴らしい。加熱の仕方はもちろん、月齢に応じた使い方の目安、管理栄養士(早川洋子氏:合同会社TANTO代表)が監修したアレンジメニュー情報が書いてあります。もっといろいろな情報がほしい場合は、裏面の二次元バーコードにアクセスすればOK。
神津さん曰く「忙しくても買ったものじゃなく自分で手作りしたものを食べさせてあげたい。でも時間がないからこれでゴメンネという時もある。だから素材、途中まで調理してある半製品を提供していきます」
ご飯類、白かゆ、3種の国産野菜としらすのおかゆも使いやすい商品設計です。
「きらきらステップ」シリーズは、チラシ掲載週にかかわらず「いつでも注文」で買えるようにしています。これも良い心配りです。若い人の生協への入会チャンスは、妊娠期、出産期に多く、ベビー向け食品や紙おむつなど待ったなしの要望に応えています。
さて、「アメリカに昔からある冷凍食品の離乳食なんですが、無添加の野菜ピューレなどは品揃えにほしいですね」と私、、、、釈迦に説法でございました!6月発売(地域限定)に向け、もう準備中だそうです。
「国産野菜で作ったなめらかキューブ ほうれんそう」(12個入り=120g)、「同 ほうれん草ご小松菜&おいも」(6個×2種入=120g)、「同 5種の緑黄色野菜&根菜」(同)
ニーズの高い「葉茎菜類(ようけいさいるい)」を使用した3品。下茹で、サイレントカッターでカットして加水し、何も味付けせずに板チョコ状に固めた、なめらかなペーストです。これも人気商品になりそうです。
さて、今回、新商品のニュースを聞いて、「待ちに待った商品、開発者に会いたい!!」と広報を通じ取材を申し込んだところ、是非にと即答、ウエルカムの返事。そして取材当日にびっくりの「お久しぶり~」。神津さん、某大手メーカー(冷凍食品ではありませんが)にいらっしゃった元気ハツラツの凄腕開発者ではありませんか! 心響く商品に、納得の人材だったのです。これからも楽しみです。