【ブランド紹介】マルハニチロ 業界草創期から貢献、。1979年、「おべんとう」市場を創りだす

マルハニチロは、古くて新しい企業です。百数十年の歴史がありますが、設立は2014年ということ。

家庭用冷凍食品は、実に幅広くあるのですが、まずは、ファーンの多いこれ↓

『あけぼの』ブランドの「横浜あんかけラーメン」。1998年発売。おっと、もう20年目です。

直近では、話題のヒット商品、「炒飯の極み[えび五目XO醤]」ですね。まさに究極の五目炒飯。2品とも「新中華街」シリーズです。

そして、『アクリ』ブランドは、幼稚園児から女子高生、OLまで幅広く、お弁当づくりで愛されている、くまちゃん占いシリーズが代表選手。

古くて新しい、マルハニチロ百数十年の歴史を逆さにたどると、2014年は、水産、食品、畜産、保管物流などグループの各事業会社と、持株会社計6社が統合されて設立となりました。その時、冷凍食品事業では、マルハニチロ食品とアクリフーズが入っています。他に、やはり古くて新しい、今年創業70年、でも統合設立は同じく2014年という業務用冷凍食品のヤヨイサンフーズがグループ企業(子会社)です。

マルハは元大洋漁業、〇に「は」、創業1880年! まるは(は=波なんですねー。波をかき分け大海原に出ていく企業)。往年の野球ファンはよくご存知かと。ニチロは元日魯漁業、シャケ缶ならこれ、という「あけぼの」ブランドですね。日が昇るって感じのマーク。ご記憶にあるかと。その前は、カクイチ、赤い四角に赤い一、です。1910年の創業。両社が「経営統合」したのは、2007年、マルハニチログループとなったのは翌年2008年でした。旧ニチロの傘下には、旧雪印乳業冷凍食品事業を受け継いだピザ、グラタン、お弁当に強いアクリフーズがあり、、、、複雑なので、ご興味ある方は、「マルハニチロ 沿革」という感じで検索してみてください。

とにかく、水産大手2社がいっしょになって、事業規模大きく、冷凍食品事業も幅広く、業界内で一段と存在感ある企業となりました。昨年からは、マルハニチロ伊藤滋社長【写真下㊨】が日本冷凍食品協会会長です。

さて、家庭用の冷凍食品に限って言えば、マルハニチロの現在は、ほぼ旧ニチロの事業継承となっています。旧マルハも、ほたて風味フライ、北海柱フライなど家庭用人気アイテムはあったのですが、2004年以降は業務用の水産・農産・畜産品に集中していました。

しかしながら、旧マルハは、戦後冷凍食品業界の礎を築いたメーカーでありました。1955年に「フィッシュスティック」の生産で冷凍食品事業をスタートしています。このスティックというタラフライは、他の水産メーカーも追随して業界草創期を盛り上げていきます。家庭用向けには、冷凍設備などない時代でしたので、1960年代に冷凍ショーケースを店舗に貸付け、自ら販路を切り開いていきました。そして、それも他社が真似ていったのでした。

旧ニチロの冷凍食品の歴史は、1961年から。やはりスティックが最初に作った商品でした。家庭用での「あけぼの」ブランドの大きな功績は、1979年に『おべんとうシリーズ』を発売し、お弁当と冷凍食品を結びつけたことだと思います。初期は、野球漫画「ドカベン」がキャラクターで、大いにうけていました。

現在もおべんとうに強さを見せていますが、このソースのせ商品は注目の独自開発技術!長~く愛されています。

忘れてならないのは、空前の大ヒットとなった「そばめし」(1999年~)。2000年に全国発売するや超話題の商品となって、生産が間に合わないので一時販売停止ということもありました。神戸名物として紹介し、ご当地もの冷凍食品のブームも呼んだ商品でした。

アクリブランドは、2002年に誕生していますが、それ以前、雪印乳業冷凍食品事業としては1971年からです。クリーミーコロッケ、エビグラタン、ピザなど、乳業を生かした製品を当初から得意としています。

今年度はクリコロ45周年。発売当時は油で揚げる調理、1992年にはオーブントースターで調理できるように(これは残念ながら一瞬だったんです。「油いらず手間いらず」、なつかしー。画期的技術に心踊りました)。そして、1996年には電子レンジ調理、さらに、2013年には自然解凍OKとなりました。

さて、どうしても力が入り長くなってしまいます。最後、マルハニチロでは、介護用の冷凍食品にも力が入っています。主に施設や病院向けなのですが、ネットで在宅介護向け商品も提供しています。やわらかく飲み込みやすいおかずなど、やわらかいものを形態を崩さず提供できるのは、冷凍食品の大きなメリットと言えますね。写真は、昨年の新商品、えび入りムースです。介護食でも食べて楽しい形状。頭が下がります。

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