心に染みるキンレイ「心染(しんせん)プロジェクト」
クイズ、これは何でしょう?
答えは、手ぬぐい。
見てのとおり、鍋焼うどんメーカー、キンレイの謹製手ぬぐいです。
手ぬぐいが「謹製」ではなく、もとより製品全体に使用しているロゴです、念のため。
で、なんで手ぬぐいかというと、同社が学生落語家と取り組む社会・文化貢献活動「心染(しんせん)プロジェクト」のツールなのです。扇子もあるとか。
老健施設の慰問や自治会のイベント、小学校の食育授業に、学生落語家を派遣するという取り組みで、3周年を迎えた今、11大学の落語研究会、大学生34人が登録しているそうです。
落語では、よく、扇子を使って蕎麦やうどんを「ずずず~」というのがありますよね~。小学生は、江戸時代の食文化を落語を通じて学ぶことができるようです。家庭科や総合学習で学んだその日の給食に麺料理。給食が「生きた教材」になるんですね。
想像どおり、給食ではみんな噺家のように「ずずず~」ってやってしまうらしいですが。面白くて、かわいいでしょうね。いつか、ぜひ取材して、またご報告したいと思います。