ちゃんぽんはラーメンに非ず!? 長崎ちゃんぽん発祥の店「四海樓」店主が語る


キンレイの2017年秋冬新商品、「お水がいらない 長崎ちゃんぽん発祥の店 四海樓」です。キンレイ新工場、大阪工場(大阪府岸和田市岸之浦町)内覧会でいただきました。新工場に導入された新しい設備、『鉄釜』で炒めた野菜の香ばしさと旨みが詰まった美味しい海鮮のちゃんぽん(えび、いか)。もちろん、ちゃんぽんに欠かせない「はんぺん」という名の紅白蒲鉾も入っています。ちゃんぽんは、長崎に明治32年に創業した老舗中華料理店、四海樓で生まれました。キンレイ新商品はその名の通り、その四海樓の監修を受けた本家本元のちゃんぽんです。
8月25日、メディア向けの新工場内覧会に併せて秋の新商品を試食紹介しましたが、特に「四海樓」については、長崎から「中華料理 四海樓」の四代目店主、陳優継(ちん・まさつぐ)氏【写真左】が出席。「ちゃんぽん」の歴史、その時代背景を語りました。スクリーンに映っているのは、陳氏のひいおじいさんにあたる初代店主で、ちゃんぽんの考案者、陳平順氏です。 福建省から単身、長崎に来て行商から始めて苦労の末に店を開いた平順氏、若い同胞に栄養たっぷりの食事を安く提供してあげたいという思いから具沢山のちゃんぽんを考案しました。自分が駆け出しの時には、日本に来ていた先達にお世話になった。今度は若い人たちを応援したい、、、という『恩送り』(Pay It Forward)という理念が込められたメニューなのです。

「ちゃんぽんは長崎の食材で出来上がった郷土料理。そして、華僑同胞のために作られたもの」「ちゃんぽんの由来は、‟ごはんを食べましたか?”という心のこもった中国式の挨拶。福建省なまりだと‟シャポン”‟セッポン”と聞こえます。それが転じて‟ちゃんぽん”になりました」

そうか、いろいろなお酒を飲んで酔っ払ってしまうチャンポン、いいろいろぐちゃぐちゃ、、ではないのですね。栄養豊かな具材を使って作り、食べる人のことを思いやるのが、ちゃんぽん、でした。

当日は、開発秘話も披露。スープを持って帰りたいという要望にも応えたというから、陳氏とキンレイの信頼関係の深さが分かります。

「よくラーメンと比較されますが、全く違う。ラーメンは丼の中で完成しますが、ちゃんぽんは中華鍋の中で出来上がる。替え玉もスープの継ぎ足しもできない料理です」と陳氏。つまり、野菜を炒め、そこにスープを入れて炒め野菜の旨みとスープが合体、さらにめんを入れて煮込んでめんにも旨みが染み込む、、、具とスープとめんが三位一体になる煮込み料理なのでした。そうか~具も麺もスープもすべて食べて満足の一品、なのですね。

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