HOLUS、ベトナム第2工場稼働開始、冷凍野菜製造能力は現地最大規模の1万トンに

日本農家と共にベトナムでの農産物栽培・食品製造・輸入販売を行う㈱HOLUS(東京都渋谷区、阿部秀昭社長)は、ベトナムの現地法人AGRIEX社(アグリエックス、ラムドン省、同社長)の第2工場竣工式を1月30日に執り行いました。

新工場は、延床面積約7,300㎡、鉄骨構造2階建て。1月から本格稼働を開始し、冷凍野菜(さつまいも、ナス、オクラ等)を生産。冷凍野菜の生産能力は第1工場との合算で、年間10,000トン超の規模としています。また、天ぷら・春巻き等の冷凍食品を生産(年間1500トン)。さらに、レトルト食品製造ラインも設置し、今夏頃の本格稼働を予定しています。
竣工式で挨拶をする阿部秀昭。「第2工場の竣工は、私たちにとってゴールではなく、新たな挑戦のスタートです。ベトナム中央政府・地方行政の皆様、生産者、従業員、そしてお取引先の皆様のご支援があって、今日という日を迎えることができました。本工場を起点に、生産と雇用を広げ、農業と食品を通じて地域に誇りと希望を生み出すとともに、すべてのステークホルダーの皆様と共に、この地からアジアNo.1の野菜・食品企業を目指して挑戦を続けてまいります」
ベトナムは野菜栽培には暑すぎるのでは?と思いがちですが、ラムドン省は標高1500m級の高原地帯で、気温20℃前後のいわば常春の気候。日本が求める野菜類、果物類の栽培に適しています。
日本の冷凍野菜輸入量は円安の環境下でも数量が着実に伸びて、2025年(1-12月)の総輸入量は初めて120万トンを突破(122万トン、前年比約105%)するなど勢いがあります。主な輸入相手国は、アメリカ、中国で、続いてベルギー、オランダとポテト関連の国々が続きます。ベトナムはトップテンには入りますが、全体で数万トンレベル。まだまだこれからが期待される相手国です。
◆「地域共生」のシンボルとしてデンタルルーム設置
新設されたアクリエックス第2工場内には、日本人歯科医師としてベトナムでの診療資格を取得した幾島医師が常駐する「デンタルルーム」を新設します(同医師は2022年よりHOLUSのベトナム現地法人AGRIEXに所属)。同ルームは単なる工場の付帯設備ではなく、従業員およびその家族への歯科検診・治療を提供すると共に近隣住民を対象とした診療活動、口腔衛生指導やヘルスプロモーション活動を実施し、「働く人と地域の健康を支える社会インフラ」として位置づけます。
HOLUSはベトナムにおいて、生産者の生活・地位向上や、子供たちへの食育活動等の学童支援を行っております。日本農家と一緒に、現地のベトナム農家に対して「日本品質の農業」について指導を行うことで生産性および農産物の品質向上を実現しており、生産者の収入・生活の安定にも寄与しています。






