冷凍食品News

日本アクセス・新商品グランプリ2025秋冬 冷食部門第1位はイートアンドフーズ「大阪王将 肉汁爆弾餃子」


食品業界のヒットする新商品、トレンド商品を先取りするアワード事業、日本アクセス主催の「新商品グランプリ2025秋冬」結果発表・表彰式が8月27日、同社内アクセスホールで開催され、冷凍食品部門1位にイートアンドフーズの「大阪王将 肉汁爆弾餃子」が輝きました。写真は「ほんとに嬉しいです!!」と表彰式に駆け付けた仲田浩康社長㊥と日本アクセス佐々木淳一取締役会長㊧、同服部真也代表取締役社長兼社長執行役員CEO㊨。表彰式終了後の特別3ショットです。

この秋、リニューアル刷新の新商品として発売する商品です。名前の通り、噛むと肉汁が爆裂するほど溢れ出す丸型の餃子です。

同グランプリは、7月に東日本と西日本両会場で開催した日本アクセスの展示会「フードコンベンション」会長内で、エントリー4部門総計60社・73商品を一般消費者126名(2会場合計)がすべて実食して審査し、その結果を集計したものです。

「肉汁爆弾餃子」は、「審査開始当初から、ダントツの大きな反響」(日本アクセス今津達也マーケティング部長)を呼んでいたとのこと。

表彰式後の試食会でも大好評でした。

真っ赤な大阪王将の法被で登壇した仲田社長は、岡本彩子フローズン食品MS部長代行から表彰状、トロフィーを受けました。「まさかの1位、本日の役員研修会を抜け出して駆け付けました。ほんとに嬉しいです。莫大な開発費用をかけて、と言いたいところですが、そんなに莫大なものはかかっておりません。名前の通り肉汁爆弾のような餃子です。(冷凍)餃子市場は現在700億円。10数年前200億円といわれていたのと比較して3倍以上です。新規参入も増え、売場も広がっている中の1社として、市場活性にますます貢献していきたいと思います。そして日本アクセスの営業力に期待しています」と1位受賞の喜びを語りました。


冷凍食品部門2位は、アヲハタ「まるかじゅり ブルーベリー&シトラス(グレープフルーツ入り)」です。

もんで食べるフローズンデザート『まるかじゅり』の新アイテム。この商品は、冷凍食品部門『トレンド賞』も受賞しました。

「発売2年目の商品です。得意のブルーベリーで原料にこだわった新商品です。フルーツのみの甘みで仕上げ、健康に気遣う方々に評価いただいています。冷凍庫にストックしやすい薄い小袋です。私も猛暑の中、帰宅したときに楽しんでいます」(藤原かおり取締役研究開発本部 マーケティング本部担当兼マーケティング本部長)。

冷凍食品部門3位は、日本アクセス「Delcy チン!するお芋の温野菜」

4位は、井村屋のたい焼き第二弾「井村屋謹製 たい焼き(白つぶあん)」

5位は、東洋水産の「ライスバーガー プルコギ味」です。

◆グランプリは、ニコニコのり「30種の素材が入った野菜ふりかけ」

4部門総合のグランプリは、ニコニコのり「30種の素材が入った野菜ふりかけ」です。

たくさんの野菜と海苔が消費者の心を捉えたようです。
「伸びているカテゴリーのふりかけに、野菜ふりかけを開発しました。ポイントは、焼き海苔だけでなく味付け海苔も配合(プレミアムブランド商品『味のり極』)して海苔たっぷりなところ。試食では、おにぎりと共に、また、食パンにマヨネーズ・野菜ふりかけをのせて提供し、新しい食べ方という評価を多くいただきました」(西川則昌専務取締役商品開発部長)。

◆アイス1位・トレンド賞は、ハーゲンダッツジャパン「ミニカップ 悪魔のささやきチョコレート」


アイス部門の1位はハーゲンダッツジャパンのリバイバル限定発売商品(9月29日発売予定)「ミニカップ 悪魔のささやきチョコレート」です。コク深いチョコレートの味わいから抜け出せなくなるようなアイスです。トレンド賞も受賞しました。

冷蔵食品部門の1位は、新進「燻し風たくあん 刻んでみちゃいました」です。

ごはんのお供のたくあんですが、袋を開けてご家庭のマヨネーズを入れて混ぜたりクリームチーズを入れて混ぜる提案が人気を得ました。外食店でじわじわ浸透している人気メニューをアレンジした開発力に敬服でした。

加工食品トレンド賞は、真誠「朝食×腸活きな粉 アサイーブレンド」

冷蔵部門トレンド賞は、六甲バター「QBB ひとくちチーズデザート シャインマスカット」でした。

今回の受賞商品は、日本アクセスが運営するTikTok 新商品グランプリで紹介されます。

日本アクセスのマーケティング部がまとめた今年秋冬の食トレンドは、ライフスタイル&シーン適応型(時短・簡便)、価値融合型(健康価値×おいしさ)、体験・感情喚起型(気分転換、ご褒美需要)、カスタマイズ・多様性型(個人の好みに合わせた楽しみ方ができる)の4つ。なるほど~ですねぇ。冷凍食品も「おいしい」にプラスして、ちょっとした驚きが求められる時代かもしれません。

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