キノシタコーポレーション『凍天(しみてん)』(福島県):冷食番長タケムラダイ ご当地冷凍食品☆全国制覇への道~
第5歩
押忍!冷食番長のタケムラダイだ!
福島でずーーーっと愛されてきた「凍天(しみてん)」って知ってっか?
なんか、餅をドーナツ生地で包んで揚げるっつー、マジありえねー組み合わせなんだけど、これが一度食ったら忘れらんねー衝撃のテイストなんだわ。
今回は、この冷凍「凍天」のヤバ過ぎる美味さと、とある事情で一度なくなりかけた「凍天」が、まさかの復活を遂げたっつードラマチックな裏話を教えちゃうぜ!
■そもそも「凍天」って何よ?
「凍天」ってのは、福島県で愛されてる郷土菓子で、福島では昔っから保存食として食われてた「凍み餅(しみもち)」ってのを、ドーナツ生地で包んで揚げたもんなんだわ。
そもそも「凍み餅」がなによ?って話なんだけど、もち米とかうるち米とかにヨモギを混ぜて作った餅を、一旦、寒風にさらして凍らせてから乾燥させることで、独特の弾力のあるもっちり食感になるらしい。
これにドーナツ生地が合わさることで、和と洋の最強タッグスイーツに変身すんだってばよ!
■キノシタコーポレーションの「凍天」
キノシタコーポレーションって会社は、家庭でも手軽に「凍天」を楽しめるようにっつーことで、「凍天」を冷凍にして全国展開したスゴイ会社なんだけどよ、実はこの「凍天」には一度消えかけるという波乱万丈な過去があるんだぜ。
■製造会社倒産からの復活劇
実は元々「凍天」を製造販売していた会社が、東日本大震災と原発事故が起こったことによる、風評被害で売り上げが激減、資金繰りも厳しくなっちまって、倒産。つまり「凍天」を作れなくなっちまったんだな。
当然、地元民や「凍天」を愛するファンたちは悲しんでたっつーわけだが、それを放っておかなかったのが、自身も「凍天」好きだった化粧品通販をやってるキノシタコーポレーションの社長さんだ。
「凍天」の特許と商標権を買い取って、変わらない味のまま、復活させたってわけよ!
■実食レビュー!
そんな胸アツな裏話のある「凍天」を、実際に食ってみたぜ!
作り方は外袋にちょっとだけ切れ目入れて、冷凍のままレンチンするだけでOKっつーから楽勝だろ?
しっとり食感で食べたいヤツはそのまんまでいいけど、オレは周りのドーナツ生地をカリッとさせたかったから、レンチンした後、ほんのちょっとだけトースターで焼いてみたぜ。
表面サクサクでフワッとしたドーナツ生地と、凍み餅の独特の弾力のあるもっちり食感、そこにヨモギの爽やかな風味が加わって、今まで体験したことのないマジ新鮮な味!
一つが結構デカい上に、餅も入ってるから、腹「モチ」もハンパねぇ!って感じ。なんつってな。
まさに唯一無二って言葉がピッタリの絶品スイーツなわけ!
■まとめ
キノシタコーポレーションの冷凍「凍天」は、福島のソウルフードを手軽に楽しめるだけじゃなくて、震災からの感動的な復活ストーリーも秘めた神商品!
このヤバい美味さと、人々のあったけー思いが詰まった「凍天」を、是非一度味わってみてくれ!
そこんとこ夜露死苦!
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