冷凍食品News

ニッポンハム×タイCPF 冷凍食品事業で『共創』 コストコでおなじみ「海老ワンタン」など、6月にはタイ料理発売へ

2025年ニッポンハムグループの商品・販促説明会「持続加納な食の未来に向けた取り組み」(東京会場1月15日・16日)で掲げられた2025年のテーマは”届けよう、おいしいみらい。”です。

“おいしいみらい”に向けて、たんぱく質の新たな価値の提供や、チャレンジ(挑戦)を伝えたカテゴリーは、「サステナブル」「ヘルスケア」「アップサイクル」「食の課題解決」の4つです。

そして、来場者の関心を集めたのは組織や会社の壁を越え、未来に向けて新たな知恵を融合する『共創』。JA全農との包括的業務提携(2024年7月~)、また、昨年12月に発表した、タイ最大の食品企業CPF社(Charoen Pokphand Foods)との包括的業務提携について、具体的な商品の試食を通じて今後の取り組み方針を発信しました。


中でも、冷凍食品業界にとって大きな波になるのではないかと注目したいのは、CPF社との取り組み方針です。

アジア地区で共に加工食品分野で実績ある2社が、①タイにおける原材料の共同調達・加工食品の共同開発、②タイ日本フーズ製品の、アジアにおけるCPF販売チャネルへの展開、③日本ハム製品の加工食品を日本から輸出し、タイ、シンガポール、香港などで販売、④CPFの加工食品をタイから輸入し、日本で販売、という取り組みを進めます。

また、中国において、牛肉の販売と牛肉加工品の開発・製造における共同取り組みの推進も掲げています。
会場では、輸入販売を始めるCPFの加工食品第一弾として、「海老ワンタン」と「肉巻きソーセージ」を4月下旬発売予定と発表、「海老ワンタン」の試食も提供しました。


この「海老ワンタン」は、コストコのファンにはカップ入りでおなじみの人気商品です。カップ入りとは異なるパッケージでスーパーに登場するかもしれませんね。

参考出品とされていましたが、、、

ニッポンハムブランドの家庭用冷凍食品として6月発売予定とされた3品。タイ料理の中でも日本人に人気のあるメニューを1人前にパックした、「トムヤンクン」「プーパッポンカレー」「ガパオ」が紹介されました。

CPFは既に、日本での販路をいくつか持っていますが、既存チャネルとは別の新たな取り組みとなります。

記者会見で商品説明会の概要を発表して質疑黄桃した、日本ハム㈱高崎賢司グループ戦略推進事業部長です。CPF社製品の日本における販売は、日本ハム冷凍食品の販売組織を強化して取り組む計画とのことでした。

日本ハム冷凍食品では、2025年春夏冷凍食品新商品に加えて4月下旬から、CPF社のパワーアイテム「海老ワンタン」「肉巻きソーセージ」がラインナップに加わることになります。

さて、日本ハム冷凍食品の春夏新照院は、27日に発表会が開催されますが、一部フライングでご紹介すると、冷凍ピザに再挑戦、します。

ミニサイズ(約13㎝×2枚)なので1人でも食べられるサイズ。しかも、おやつ感覚のピザではなく、ちょっと本格的なリッチさが漂う、マルゲリータとクアトロフォルマッジ。オーブンかオーブントースターで仕上げるタイプです。
中華の名店「四川飯店」監修の中華も、新たな切り口、丼の具(小盛りタイプ)が新登場。牛丼に飽きたらコレ、でしょうか。

(写真㊨から)阪本社長、山地営業本部長、商品企画課の小原係長、北関東営業所の仲丸主任。CPF製品が取り扱い商品に加わることに伴い、組織強化、販売強化を図るというホットニュースをうかがいました。

スポンサードリンク

株式会社 明治
日清フーズ
マルハニチロ
ライフフーズ株式会社
株式会社ノースイ
株式会社ファンデリー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA