新商品グランプリ 冷凍食品1位・トレンド賞にアヲハタ「まるかじゅり」~日本アクセス
日本アクセスは8月28日、『新商品グランプリ 2024年秋冬』結果を発表しました。エントリー数69品(加工食品 28品、冷蔵食品13 品、冷凍食品17 品、アイス11 品)を一般の方々が審査して決定する年2回のグランプリ、今回「冷凍食品部門」の1位に輝いたのは、新しい冷凍フルーツの提案商品、アヲハタ「まるかじゅり グレープフルーツ&オレンジ」(80g)でした。そして同品は、各部門から1品選ばれる「トレンド賞」も受賞しました。
“もんで食べる果実”という新しい提案は、握り手のようなパッケージの形にも表われていますね。グレープフルーツ果肉(30%)とオレンジ果肉(20%)に、グァバがほのかに香る果汁を凍結したものです。果物由来の甘さで1袋51kcalという点も受けたようです。シリーズには、もう1品「マンゴー&ベリー」もあります。
9月上旬発売。価格はオープンですが、店頭参考価格235円税込。
アヲハタ「まるかじゅり」紹介ページ
冷凍食品の2位以下は、次の通りです。
2位:おべんとPON とんかつ~味の素冷凍食品
この便利さは日々お弁当作りをしている方々の心に刺さりますね。5品ある中から、やはり一番バリュー感のある「とんかつ」でエントリーして見事入賞です。
3位:新中華街 赤坂璃宮の五目シュウマイ~マルハニチロ
文句無くおいしい中華飯店の五目シュウマイ。審査員もジューシー感、本格感を評価してコメントしています。
4位:オーマイプレミアム スープパスタ クラムチャウダー~ニップン
季節限定の『オーマイプレミアム』でエントリーして入賞!確かにクラムチャウダーの貝のうまみからくるスープの美味しさは秀逸。野菜が3種類という点も評価を得ました。審査員コメントに「満点」もありました。
本当に旨い担々麺~ニチレイフーズ
食べる時に汁なし・汁ありを選べる『デュアル調理』が驚きの新商品。トレーそのまま、も評価されました。
★総合1位・グランプリ 割るだけスープ ホタテチャウダー◆
総合1位・グランプリに輝いたのは、加工食品部門1位の、理研ビタミン「割るだけスープ ホタテチャウダー」でした。液体濃縮スープという新提案です(発売中)。粉末スープより早く溶けるのですね。もちろん味わいの良さにも高い評価でした。
冷凍食品のグランプリはしばらく出ていないですね~と思ったら、過去1回、マルハニチロの「WILDish 焼豚五目炒飯」のみでした。
【歴代グランプリ受賞商品】
2009 年秋冬 加工食品部門 1 位 桃屋 「辛そうで辛くない少し辛いラー油」
2012 年秋冬 加工食品部門 1 位 味の素 「CookDo 香味ペースト」
2016 年春夏 冷蔵【洋日配・乳製品】部門 1 位 オハヨー乳業 「ジャージー牛乳プリン」
2017 年春夏 アイス部門 1 位 ハーゲンダッツジャパン 「ミニカップ ほうじ茶ラテ」
2019 年秋冬 冷凍食品部門 1 位 マルハニチロ「WILDish 焼豚五目炒飯」
2021 年春夏 総合 1 位 ネスレ日本 「ネスカフェ ゴールドブレンド大人のご褒美ダルゴナコーヒー」
2023 年春夏 総合 1 位 ニップン「ニップンめちゃラク カスタードクリーム」
2023 年秋冬 総合 1 位 マルサンアイ「ひとつ上の豆乳 豆乳飲料和栗」
2024 年春夏 総合 1 位 真誠「無添加ふりかける胡麻 おかか味」
【発表会コメント】
服部真也代表取締役社長 社長執行役員CEO:2024年度における、食品流通業界を取り巻く環境は、人口減少・高齢化、物流 2024 年問題による人手不足、為替の大きな変動があり、また不安定な株式市場を背景とした消費者の節約志向の継続など、先行き不透明な環境が続いている。メーカー様各社では、消費者の購買行動の多様化に合わせた新商品を開発されている。 本企画は、新商品の開発と販売に向けたメーカー様の熱い思いをしっかりとお得意先様への提案に反映するとともに、消費者へ商品の価値をお伝えすべく、実施している。
淵之上明生執行役員 商品統括・マーケティング管掌:今回選出された商品は、最新の技術やトレンドを反映し、消費者それぞれのライフスタイルに重なる商品として高く評価された。多様化する現代のニーズに応えるためには、一つひとつのライフスタイルに深く寄り添う商品開発が不可欠である。その点で、受賞商品は、その優れた例であり、今後の市場の方向性を示唆するものでもある。 新商品グランプリについては、今後も、より多くの消費者の皆様に「食の今」をお届けするだけでなく、小売業様の売上げ拡大にもつなげるべく、更に充実した企画になるよう努めていく。