ニチレイフーズ・4月10日は「お弁当始めの日®」調査 『冷凍食品の使用は手抜きだと思わない』約8割
4月10日は「お弁当始めの日」。ニチレイフーズが日本記念日協会に登録申請して認定された記念日(2017年~)です。同社調査によると4月10日前後にお弁当作りの需要が高まるそうです。4の形がお弁当の「弁」に似ていること、10は「当(とう)」という語呂合わせです。
新学期、新生活がスタートするこの時期、お弁当デビューの方も多くなりますね~ということで、ニチレイフーズは、「お弁当始めの日」に合わせて「PB円筒事情に関する調査」を実施しました。
それによると、〈お弁当を作ってもらう人に聞いた意識調査〉では、冷凍食品の使用は「手抜きだと思わない」という意見が84.8%と大多数の結果に。お弁当を作ってくれること自体に愛情を感じている人が多いのですねぇ。「愛情を感じる」47.1%、「どちらかというと、愛情を感じる」42.7%で、合計89.8%の人が「愛情を感じている」という調査結果でした。
お弁当を作ってもらう人調査は今回初、とのことです。かねてより、”お弁当は、離れていても食卓”と発信してきた同社ならではの視点で調査を行い、ほっこりと感じる調査結果が出てきました。
〈お弁当を作る人に聞いた調査〉では、週に1回以上、お弁当に冷凍食品を使用する人は62.7%(前回2019年調査では61.4%)。「ほぼ毎日」使用する人は17.3%で前回調査の15.4%から1.9%ポイントアップしています。
お弁当を作る際に気をつけていることへの回答は、短時間で作り安く仕上げること、つまり「タイパ(タイムパフォーマンス)」と「コスパ(コストパフォーマンス)」優先です。
今回の注目ポイントは、コスパ重視の方が増えているという傾向。「安く仕上げる」と回答した人の割合が、「工夫していること」への回答で前回調査より2.2%アップして29.1%、「重視していること」への回答で同1.9%アップして16.9%でした。昨今の物価上昇を反映しています。
〈お弁当に関するランキング〉結果は、「家族に人気のお弁当のおかず」で全国第1位は「鶏のから揚げ」、第2位は「卵焼き・スクランブルエッグ」、第3位は「ハンバーグ」でした。同ランキングは都道府県別でも公表していて、興味深い結果になっています。
「鶏のから揚げ」はほぼ全国制覇ですね。
他にこんな結果も。
「お弁当の作成時間」全国平均は17分57秒。都道府県別で最長でも岡山県の21分34秒です。お弁当作りデビューの方々の参考になりそう。
お弁当を「月1回以上作る」人の割合は全国平均28.0%でした。島根県、福井県、岩手県の順位でお弁当を作る人の割合が多いのですね。同割合が最も低かったのは、愛知県で22.4%でした。