ドラッグストア・ウエルシア PB『からだWelcia』で初の冷凍食品2品を発表
ウエルシア薬局は4月3日、都内のキッチンホールで「ウエルシアのプライベートブランド(PB)『からだWelcia・くらしWelcia』新商品発表会」を開催、初の『からだwelcia』ブランド冷凍食品として、4月18日発売の「黒豚をちゃんと感じる幸せの肉餃子」(12個入、429円税込)、5月21日発売予定の「あの店主がつくったメニューにはない炒飯」(300g、321円税込)をプレス向けに披露しました。全国約2000店のドラッグストア「ウエルシア」で販売します。
発表会で、新商品の冷凍食品2品の大型パッケージを持ってフォトセッションに臨んだ同社桐澤英明代表取締役副社長兼商品物流担当㊨、同社商品本部の岡本貴商品企画部部長㊧。
ウエルシアのPB『からだWelcia・くらしWelcia』は、2020年から3年を経過して、ヘルスケア・ビューティケア・食品・日用品の4カテゴリで現在285品(SKU)。「2026年には400SKUに」(桐澤副社長)する目標です。現在食品は70品目程度で、今回初の冷凍食品第一弾、第二弾の発表となりました。その他商品の開発作業も進んでいて、今年はさらに4品ほどの冷凍食品を発売する予定です。
「ウエルシアの冷凍食品は、人にあたたかい。食卓へのプラス一品、生活スタイルの提案があること・「食卓の未来をおもう」冷凍食品であること・「思いやりがある」冷凍食品であること・「いたわりの心がある」冷凍食品であること・SDGs文脈での利益の再配分をすること」と掲げた開発コンセプトを発表した桐澤副社長。
新商品2品の商品説明を行った岡本部長は、「ドラッグストアにあったらうれしい冷凍食品についてアンケートを行ったら冷凍食品を求める声が多く、中でも「餃子」が最多でした」と開発アイテムの背景を説明しました。また、冷凍餃子に求めることを調査して実現した商品とのこと。
具が多く肉汁があふれ、皮が薄いといった求められるポイントを実現するため、鹿児島産黒豚の肉のみを使い、国産野菜(にんにく:青森県産、ニラ:高知県産、キャベツ、たまねぎ)使用の具材たっぷり、また、国産あごだしを使うことによりジューシー感をアップし、たっぷり具材の食感を感じる薄皮(厚さ0.6㎜)仕立ての餃子が仕上がりました。
炒飯の商品名にある「あの店主」とは、ミシュラン・ビブグルマン連続掲載のラーメン屋トイ・ボックスの山上貴典さん。店舗にはないメニューの炒飯ですが、山上さんは開発を考えていて「2019年に狂ったように炒飯を作った時期がありました」とのことで、開発にあたっては、その炒飯レシピの再現を狙いました。そのレシピのポイントは、鶏油(チーユ)の香りと甘み、醤油の香り(旨みを引き出すたまり醤油と香ばしい香りを引き出すこがし醤油粉末使用)だそうです。チャーシューはバラ肉の煮豚を使用しています。
当日のメディア向け試食品です。確かに薄皮です。旨み強めに感じます。炒飯は、まさに濃いめのラーメン店炒飯でした。
お客様の声を今後も冷凍食品の人気上位アイテムの開発をつづけていく方針。
同社ではPBで、ストーリー性を感じるCMを制作しています。3本の中で「2つの幸せが出会った苺アイスバー篇」をご紹介します。