「チーズインたこ焼」 なぜ美味しい? かねます食品の高山社長に聞いてきました
たこ焼です。もちろん冷凍食品のたこ焼。普通のたこ焼に見えますが、、、、
割ってみると“チーズイン”! もちろんタコも入っています、たこ焼ですからね。
これが、うまい! 濃厚チェダーチーズと鰹だしの旨みがよく合う・・・その通りです。発酵×発酵の美味しさかも。ソースや青のり無しでもうまいのです。
大阪のお好み焼・たこ焼メーカー、㈱かねます食品(高山文廣社長)が9月1日に発売した2023年秋冬新商品、「濃いもん チーズインたこ焼 10個入」(250g)です。
同時発売のもう1品、「濃いもん 明石焼 10個入」(260g)。ふわふわ食感、和風だし付きです。
ありそうでなかったチーズ入りのたこ焼。そのヒミツを高山社長に聞いてきました。
-チーズインたこ焼の美味しさにびっくりしました。以前から狙っていたアイテムですか?
高山社長 ありがとうございます。いや、実はずっと開発しなくても良いと考えていました。チーズ入りはあまりにも普通ですから。ところがチーズ好きの部長が、ぜひにと繰り返して言うもんで、じゃあやってみようかと、、、
-ソース無しでも美味しくて、申し訳ない言い方ですが「予想以上」でした。
高山社長 2023年秋発売を決めて進めていました。任したぞと言っていたのですが、土壇場で結局私がレシピを試作することに、、、、手に入るチーズを8種類買い集めて、たこ焼店でひたすら何百個も焼いてもらうことからスタートしました。凍結とレンジ解凍の再現性も確認して、チェダーがベスト。ほどよく焼き上がるのは2gと決定したわけです。粉ものにチーズは、グラタンの美味しさかと思います。お好みソースもすごく合いますよ。
-なるほど。そして、「明石焼」も卵たっぷりで、“卵焼き”とも呼ばれる本来の味わいでした。
高山社長 当社の「明石焼」はかつて良い製品を持っていたのですが、工場の変更に伴って長く生産せずにいました。今回再度チャレンジした商品です。日本では卵の供給不安があった時期でしたが、これは生産拠点中国、合弁の当社専用生産ラインという優位性を活かしていこうということに。さらに品質アップを図って来春再投入する予定です。
-昨年発売した「人気もん」シリーズが好調ですね。
高山社長 ソース付きの「鉄板屋」シリーズを終売しての決断でした。リーズナブルに提供して、お客さんに喜んでもらえて、よく売れるのでバイヤーにも喜んでもらえるシリーズになりました。どれだけ喜んでいただけるかを常に考えて商品作りをしています。ものの値段が上がれば、買い物でワクワクする気持ちもなくなります。3個500円くらいで買えるワクワクを提供できて大成功でした。
-春の「もんじゃ焼」も含めて、毎回、驚く製品ばかりです。次回も期待しています。
高山社長 もんじゃ焼は、導入店にはリピーターがついて好評です。おつまみに受けていると思います。来春は、少し驚いていただけるような開発を進めています。冷凍食品だからこそできる、簡単便利で美味しいお好み焼です。ぜひ楽しみにしてください。
-いまだかつてなかった冷凍食品のお好み焼!楽しみですね。ありがとうございました。
普通のたこ焼きにマヨ+粉チーズでもええんやで。