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コープみらい10周年で組合員370万人、熊﨑代表理事 理事長「厳しい時代だからこそ生協はくらしに貢献」


協同組合コープみらい(千葉・埼玉・東京)は、6月8日に第11回通常総代会を都内ホテルで開き、役員人事では、新代表理事 理事長に熊﨑伸専務理事(写真中央㊨)が昇任、新副理事長(非常勤)に組合員理事の古賀摩希子氏(同中央㊧)が就任しました。河田喜一代表理事 専務理事(昇任、写真㊧端)、永井伸二郎副理事長(重任、写真㊨端)と共に総代会終了後記者会見に臨みました。

コープみらいは、2013年にちばコープ、さいたまコープ、コープとうきょうの3生協が組織合同(合併)して誕生、今年10周年を迎えました。会見で熊﨑理事長は、この10年間で組合員が77万人増(現370万人超)、事業高が700億円増え4300億円を超えた発展にふれて、「事業と活動を通じて、厳しい時代だからこそ組合員のくらしに貢献する取り組みを進める」など就任あいさつをしました。

事業剰余金を活用した経済困難者支援、組合員の募金を原資とする奨学金給付など、生協ならではの活動。持続可能な社会を目指す取り組み。コープみらいのスローガンは「未来へつなごう」です。

会見では、事業計画などを河田専務理事が発表しました。10周年記念商品開発、記念セールを計画中とのことです。冷凍食品についても言及「組合員から求められている商品としてそれに応える取り組みを進める」としました。冷凍食品の供給高は、コロナ前に比較して25%以上伸長しているとのことです。

コープみらいは、コープデリグループ(組合員530万人、職員2万5000人)の一員として、次期ビジョン「ビジョン2035」の検討を進めています。これは来年の策定となります。

会見の質疑応答の中で、古賀新副理事長は「食品も買い控えが進んでいます。私自身も、かさ増しして食事を作る工夫などをしている状況です。一方で売れ残ることのないよう、また、『未来へつなごう』と国内生産品を積極的に購入することなど、組合員理事としてしっかりと尽くしいきたい」と語りました。

熊﨑伸理事長は、千葉県出身、61歳。日本生活協同組合連合会常任理事(2021年~)を兼務。

 

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