松屋銀座の冷凍食品売場(8/31OPEN) 目玉商品は 『銀ぶらグルメ』~銀座の味を冷凍食品で!
松屋銀座が8月31日、地下2階にオープンする自社運営の冷凍食品売場「GINZA FROZEN GOURMET(ギンザ フローズン グルメ)、前日からのお披露目スケジュールも決まり、わくわく感が高まる10日前ですが、約350品の品揃えの中でもオリジナルの「目玉商品」(担当課長今井氏、写真中央)と期待される『銀ぶらグルメ』ブランドをご紹介します。銀座をぶらぶら歩き、お腹が空いたら”あの店”へという銀座の老舗・名店オーナー4氏、(左から)銀座日東コーナー1948(1948年創業)竹田氏、銀座 吉澤(1924年創業)吉澤氏、今井課長の右隣は銀座 ピエス・モンテ下村氏(1987年)、銀座 みかわや(1887年創業)渡仲(となか)氏です。
WDIの『On The Dish』 M・R・SのチリクラブやBubby’sパイに続いて、『銀ぶらグルメ』の売場担当者・外商担当者向けの商品説明・試食会を取材しました。
まずは、解凍・調理した試食商品をご覧ください。
銀座 日東コーナー 1948「ロールキャベツ トマトソース」
銀座 吉澤「松阪牛シルクハンバーグステーキ」
銀座 みかわや「舌平目かに肉包揚げ」
銀座 ピエス・モンテ「チーズケーキ」
この4品は、松屋友の会限定販売の「銀ぶらセット」(各2人前、ケーキはホール、17,000円、9月6日まで受注)商品。すでに友の会会員に案内済みで、告知直後24セットの注目があったとのこと。銀座名店ブランド、松屋銀座販売のパワーを感じます。
もちろん、「GINZA FROZEN GOURMET」売場でも購入できます。レストランのテーブルに運ばれてきたような楽しさが漂うパッケージデザインも決まりました。
銀座の看板を受け継ぐオーナー4氏と、銀座創業の百貨店といえば松屋、というコラボレーション。その熱い想いを店頭で外商で伝えていこうという試食会。
「銀座に貢献できることはないか、という志をもってスタートした」と語る竹田氏は、銀座料飲組合が運営する「美味しい銀座デリバリー」(2021年~、三笠会館で研修を受けた配達員がジャケットをきちんと着て銀座の商品・メニューをお届けするサービス)の発起人。冷凍食品も自ら研究し、コロナ禍になって宅配を望むお得意様に対し、最もよいメニューの提供方法は何かを考え、店内の一角に急速凍結機を導入して製造・販売を開始したという”熱い!”方です。
これがお店で人気の看板メニューのロールキャベツ。このメニューを熱々のまま急速凍結機に!
竹田氏が修行を積んで「串を刺した時に抵抗を感じないやわらかさに仕上げること」(同氏)を追求してきたローフキャベツの味わいは、もちろん冷凍食品でも再現されています。
銀座 吉澤は「大正13年に祖父が肉の卸業を創業、東京に『松阪牛』を販売した1号店」(吉澤氏)。品質にこだわる肉卸直営のすき焼き店も老舗です。
ナイフを入れたとたん溢れる肉汁、深い味わいの「松阪牛シルクハンバーグステーキ」に、”雌牛一頭仕入れ”のこだわりが伝わってきます。
「お客様に美味しく召し上がっていただくために、解凍・調理方法はかなり研究して決めました」というのは、銀座 みかわやの渡仲氏。オーブントースターを余熱して、そこに「舌平目かに肉包揚げ」を入れ、じっくりと加熱する解凍法に行き着いたとか。
なんと、みかわやの厨房で調理仕立てのものを15分以内に、日東コーナーの急速凍結室に持ち込んで商品化しています。
なんともリッチな味わい。国産舌平目を三枚におろし、身の間にタラバガニをふんだんに使用したクリームを挟んでいます。確かにおっしゃるとおり、衣もサクッと美味しく仕上がっていました。
「バニラビーンズとクリームチーズをたっぷり使い、父が開発したチーズケーキです」と下村氏。
ベイクドチーズケーキですが、なめらかな口溶け、濃厚な味わい。絶賛の松屋今井課長のオススメにより、スプーンでいただきました。ほのかな酸味はクリームチーズ由来のもの。「レモンでごまかさない」大人のチーズケーキでした。銀座から家に帰る紳士がお土産に買っていくイメージだそうです。
銀座のグルメを堪能。オープン披露がますます楽しみになってきました。