ニチレイ「焼おにぎり10個入」の規格外ごはんが「抗菌ウェットティッシュ」にアップサイクル
一見、ニチレイ焼おにぎりの宣伝ツールなのですが、実は、ニチレイ「焼おにぎり10個入」の製造工場で発生する食品残渣、規格外ごはんをアップサイクルした『「焼おにぎり」抗菌ウエットティッシュ』です。
売場でおなじみの商品「焼おにぎり10個入」。工場で生産していると、ラインからこぼれてしまったごはんや、かたちがくずれた規格外おにぎりがどうしても出てしまいます。ニチレイフーズでは、工場で発生する食品残渣は、すべて肥料や飼料にリサイクルしていましたが、今回初の取組みとして、付加価値型の商品にするアップサイクルを実現しました。
規格外ごはんのアップサイクルの仕組み↓
ニチレイフーズが取り組むアップサイクル
独自の発酵技術を持つ、㈱ファーメンステーション(東京都墨田区横川)との協業によって、規格外ごはんのアップサイクルが実現しました。事業の枠にとらわれず、自由な発想で社会にかかわり貢献しようというニチレイフーズの「ハミダズ」活動(2011年~)から生まれたアップサイクル商品です。
まずは、6月17日~19日の3日間、千葉県千葉市の袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コースで開催されるJLPGAツアー2022シーズン「ニチレイレディス」で、期間中1万個配布されます。
さらに、販売も検討していきます。
え、何?これおにぎりからできたの?という話題づくりで、食材を余すことなく使い切るアップサイクルに関心が高まりそうですね。