駅弁も時空間超越! 沼津の老舗、桃中軒が冷凍駅弁と「しずおか健康生活応援弁当」発売
室温で自然解凍7時間、大変美味しくいただきました。静岡県沼津市で明治24年(1891年)に創業した老舗の駅弁屋さん、桃中軒の「冷凍 港あじ鮨」です。わさび葉で巻いた「賑わい鯵鮨」、赤しそを帯のように巻いた「にぎり鯵鮨」と「あじわい太巻鮨」に、ガリ(酢漬生姜)、静岡県産おろし本わさび、醤油付。
まさに、駅弁スタイル。税込1080円です。
外箱から出して、そのまま自然解凍するだけ。鮮度抜群の時空間超え!駅弁です。
他に、「富獄 あしたか牛すき弁当」税込1180円、「御弁当(幕の内弁当)」税込880円、「鯛めし」税込840円。いずれも、同社の名物駅弁を冷凍したものです。この3品は、電子レンジで解凍したら即食べられます。
2022年ゴールデンウイーク前の4月28日に、「桃中軒の冷凍駅弁」として新発売しました。
行動制限は緩和されましたが、まだちょっと旅行までは、、、、という方も多い中で、地元自慢の食材を使った駅弁で旅気分を提供する新商品です。
駅弁のほかに、もう1品。
これにはびっくり、静岡のヘルシー食材がてんこ盛りの冷凍弁当。しかも、なんだか美味いぞ!「しずおか健康生活応援弁当」税込680円!
伊豆の山葵(わさび)の茎入りちらし寿司、伊豆修善寺黒米入りご飯に、多彩なおかずは、地場産品使用の5品(しめじと東伊豆産ニューサマーオレンジのマリネ、富士の鶏ダイダイ酢焼き、三つ葉と沼津産ひじきのたまご焼き、駿河産しらすと豆苗の胡麻和え、駿河産しらす厚揚げピザ風焼き)に、鮭と野菜のクリーム煮、野菜の煮物と南瓜サラダ、ブロッコリー。
10食品群の食材をバランス良く使って、しっかりたんぱく質、脂質を抑えて、塩分も1食2.8g。パーフェクト感を感じるお弁当です。もぐもぐと食べながら、これはうまい、これはまあまあ、いやいや良くできてるなあと感心。やはり、この美味しさは、創業130年の歴史が培った調理スキルではないのか?!と思い至った次第でした。
このお弁当は、公益財団法人静岡県産業振興財団フーズ・ヘルスケアオープン イノベーションセンターによる「しずおかウェルネスごはんプロジェクト」参画(令和3年度)メニューです。地元食材を使って地元企業がメニュー化する、健康食開発プロジェクトなんですね。社会福祉法人聖隷福祉事業団保健事業部(浜松市)の管理栄養士がメニュー監修しています。
「桃中軒の冷凍駅弁」は、同社売店のある三島駅のほか、楽天市場でも販売しています。
桃中軒 楽天市場店 「冷凍駅弁」
桃中軒は、冷凍弁当新発売にあたって、4月、東京ビッグサイトで開催された「ファベックス2022」に出展しました。写真に写っているのは、同社宇野秀彦社長。時間を止めて空間を超えていける冷凍のメリット発揮!「時空間超越の冷凍駅弁」、大いに共感いたしました。