海苔弁も肉も魚も~『フローズンの未来へ』 三菱食品:ダイヤモンドフェア2021
三菱食品主催の総合展示会「ダイヤモンドフェア2021」会場(東京流通センター、11月30日~12月2日)です。同社フェアは通常夏の開催ですが、『いつかではなく、今』とサブタイトルを掲げて、時期をずらして約2年半ぶりに開催しました。来年に予定する2022年フェアとセットにして「ウィズ・コロナからアフター・コロナへつなぐ」(京谷社長)、食の未来を考える展示会にする方針です。
『食で創造する、持続可能な社会。』と掲げての開催ですので、サステナブルな食品流通を随所で表現していました。冷凍食品も深くかかわっています。
例えば、惣菜・デリカ売場でも冷凍食品を販売する!
「夕方、品薄になったときはいいね。買い置きもできる」と来場者も納得。
海苔弁当、国産チキンカツカレー弁当!
グリルチキン、グリーンカレー、ロコモコ!!
ツジ・キカイのコンパクト急速冷凍庫も初登場。スーパーのバックヤードで調理するお惣菜のロスをなくすアイディアです。
「フローズンの未来」を提案。
鮮魚売場の隣に冷凍庫。冷凍を解凍して売るよりお魚は冷凍のままで鮮度キープ。
精肉売場の隣に冷凍ショーケース。お肉の冷凍惣菜を品揃え。
野菜の隣に冷凍野菜。
果物の隣に冷凍フルーツ、です。
では、今までの冷凍食品売場に空きスペースができますね。
そこで、新提案の売場が誕生します。ご当地冷凍食品コーナー。楽しいですね。宇都宮餃子、浜松餃子、富士宮やきそば、、、
「健康」をテーマに、糖質オフ、塩分カット、大豆ミートなどの商品コーナーも。
フローズンの未来は明るい!!
でも、冷凍食品は温度管理「コールド・チェーン」が重要です。お買い物はサクサク、テキパキ。スーパーに行ってアイスクリームを最初にカゴに入れる方はいないかと思います。アイスを買うときと同じように、気をつけましょう。いろいろな売場で冷凍食品を買う時は、最後に一気にカゴに入れ、レジに進みたいところ。それは面倒、ならば、なるべく冷凍食品同士をくっつけてカゴの中に入れて、早めにレジにいきましょうね。
メーカーの展示は、環境負荷軽減の取り組み紹介が目立ちました。
濃縮スープの袋がなくなる「お湯かけ方式」に切り替えた日清食品冷凍の「日清中華 辣椒担々麺」「同 白胡麻担々麺」。スープのプラスチック袋を削減。
テーブルマーク「ごっつ旨い お好み焼」は、シュリンクフィルムを省いてプラスチック使用量削減。
SDGsの達成へ貢献すべく、地道に取り組んでいる冷凍食品業界です。