「サタプラ」で紹介! ニチレイフーズの冷凍食品ベスト5~レジェンドも最新商品もランキング
3月6日朝放送「サタデープラス」(MBS毎日放送)で、ニチレイフーズの家庭用冷凍食品(調理冷凍食品)の中から、冷凍食品ジャーナリスト山本純子がベスト15品をご紹介しました。売上ランキングではなく、これはスゴイ、とても旨い、食べてもらいたい!と思ったランキングです。
その中からベスト5をご紹介します。
第1位は、やはり、「本格炒め炒飯」。今年3月1日で発売20年となりました。なんと、2001年の発売以来、19年連続冷凍炒飯の売上№1。そして、おそらく20年連続№1になることでしょう。それほどビッグな商品なのです。年間売上100億円超!
「本格炒め炒飯」が発売される以前も冷凍炒飯は販売されていましたが、いずれも炊いたご飯に炒飯風の味付けをしたもので、炒めてはいませんでした。炒飯なのだから炒める、その当たり前のことを大量生産の工場で成し遂げて、しかも、中華店で食べるようなパラパラの炒め感を再現したのです。20年前、まさに業界に衝撃を与えた商品です。
2015年の追加30億円投資による大幅リニューアルも業界人を驚かせました。中華の料理人が中華鍋を振って炒めるときには、250℃の熱風空間が生まれ、それが炒飯を美味しくする。ならばその熱風空間を生産ラインに追加しよう、という開発、リニューアルでした。シビれますね~
第2位は、「極上ヒレかつ」
昨年春に発売された商品ですが、あえて2位。45gの大きめヒレかつが4個入り。レンジで解凍、並べて、カット野菜の千切りキャベツを添えるだけで、そこはもうトンカツ専門店と言ってよいほどのクオリティです。
丁寧な下処理をしたヒレ肉を一晩寝かせてからカツにすることで、お箸で切れるくらいのやわらかさを実現しています。プロの技にならって、メニューを作り上げる、これはニチレイのDNAと言ってよいくらいなのです。温めてからしばらく置くと、衣はサックサク。そして信じられないやわらかさに驚きます。
第3位 「今川焼 あずきあん」です。
家庭用冷凍食品の中で売れているスイーツといえば、これしかない、というくらいの人気定番商品です。なんと発売年は1994年。その人気に甘んずるところなく、2018年にあずきを改良。おいしさの詰まった煮汁をしっかり吸わせて仕上げる製法を取り入れて、さらに美味しくなりました。その和菓子店のような本格的なあずきあんを包んでいるのは、しっとりとして香ばしい生地です。
第4位は、最新情報。ぜひ、驚いてください。今年発売されたばかりの「てり焼き チキンステーキ」です。市場の評価はまだなのですが、皆様に知っていただき、食べていただきたいので、あえてランクイン。
なんと1個120gです。こんな大きな家庭用冷凍食品は初めてではないでしょうか。チキンステーキと言って思いうかべるのはフライパン調理だと思いますが、これは、特製醤油だれに漬け込んでからオーブンでじっくり焼き上げたもの。なかなか家庭ではできない手間がかかっています。パッケージに箸が映っています。そうご飯がすすむ味わいなのです。レンジで簡単。夕食のメインにどうぞ。
第5位 これはレジェンド商品ですね。「お弁当にGood! 衣がサクサク 牛肉コロッケ」
業界人は「サク牛」の愛称で呼ぶおなじみ商品。1994年、レンジでできるコロッケとして社会を驚かせました。そもそも冷凍食品のコロッケを初めて開発したのはニチレイ。60年以上前の話ですが、、、当時は、衣で包んで凍結、油で揚げるだけにしたというだけで、便利な商品として大人気に。そして同じ会社が、コロッケは油で揚げる、というコロッケの常識を覆したのです。しかも、衣がサクサク。以降、他社もレンジフライの商品開発に突き進みます。
今はさらに進化して、自然解凍でOKとなっていますが、レンジでフライという時代を切り開き、お弁当の中に手軽に揚げ物を入れられるようにした商品第1号でした。
上位5品、手間暇をかけた技術開発の歴史を感じますねぇ~
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