冷凍食品新商品

自宅で外食気分♪「ロイヤルデリ」 新商品は『秋のイタリア美食縦断~マンマの味~』9月9日発売

ショートパスタのバラエティ、フォカッチャにデザートはティラミス。美味しそうですね。家庭用のフローズンミール「ロイヤルデリ」。ロイヤルホールディングス㈱の商品です。レストラン、ケータリング事業に続く柱事業として、セントラルキッチンの機能を生かして取り組みを開始した家庭用フローズンミール事業は、今年3月にECサイトも立ち上げて本格展開に入りました。
ロイヤルデリ ECサイト
「ロイヤルデリ」は、既にレストラン「ロイヤル」220店のうち約200店舗で販売中です。ECサイトには現在、セット販売商品4品も含めて35品の品揃えがあります。その中から本日(9月9日)発売の新商品は、『秋のイタリアン美味縦断~マンマの味~』をテーマに開発したショートパスタメニュー3品と「カポナータ」、「ティラミス」です。

シェフがイタリア各地で出会った料理、ラツィオ州・ローマで「リガトーニ~ローマ風カルボナーラ~」㊤(540円)、リグーア州・ジェノバは「フジッリ~魚介のラグー バジル風味~」㊨(600円)、プーリア州・バーリでは耳たぶ型パスタ「オレキエッテ~ブロッコリーとアンチョビのソース~」(540円)。家庭料理では手に余るレストランレベルの本格的なショートパスタメニューが、お手頃な価格で購入でき、調理は湯せんで解凍するだけ、です。

南イタリアの伝統料理、野菜たっぷりの「カポナータ」(540円)

北イタリア生まれのデザート「ティラミス」(680円:2~3名分)。一足先にいただきましたが、王道のティラミスながらあえて洋酒を使用せず家族全員で味わえる優しい味わいです。

「ロイヤルデリ」の人気商品は、ハンバーグ、カレー各種、ドリア類など。

ドリアは紙容器入りで電子レンジで手軽に解凍できます。

洋食に合わせる「フォカッチャ」は、デュラム小麦を使った風味の良い逸品。

「ロイヤルデリ」を活用したアンテナショップにもなっている東京・二子玉川「ギャザリングテーブルパントリー二子玉川店」(東京都世田谷区玉川二丁目2-1二子玉川ライズ・バーズモール&レジデンス1階 A103)でロイヤルデリ事業担当部長、庵原(いはら)リサ部長㊧、商品開発を担当する西田光洋シェフ㊨にお話を聞きました。西田シェフはなんと、38年の実績!世界各地で味わい学び、それをレストランで再現するプロ中のプロです。

店内に入ると冷凍リーチインショーケースに「ロイヤルデリ」の品揃え。カフェ・レストランスペースでは、ロイヤルデリをベースにしたメニューも提供しています。

厨房に冷凍ストッカーがあり、

湯せん機、コンベクションオーブンなど効率的な調理器具を揃えています。

「洋食がメインですが、アジア系、アメリカ料理系のものも加えながらアイテムを増やしていく」方針。レストランの味わいはまだまだ広がりそうです。

「実は、家庭用冷凍食品の発売をという発想は、創業者(故江頭匡一氏)がレストランをはじめ、日本初のセントラルキッチンを開設した時からの目標だったんです」(庵原部長)。

★家庭用冷凍食品の発想は1960年代から
今回、ロイヤルの1965年10月発行の社内報(職場パトロール カミサリ課・中央料理所)を見せていただき、セントラルキッチンの狙いのひとつに、「家庭用冷凍料理の発売の準備」があることを確認しました。

「ロイヤル」というと1970年代から躍進したレストラン「ロイヤルホスト」が真っ先に思い浮かびますが、創業は1951年と古く、福岡空港発のJAL国内線機内食の調理・供給がスタートでした。同時に喫茶店、ベーカリーも運営。そして、当時全国から注目された本格的なフレンチレストラン「ロイヤル」は1953年が1号店(福岡・中洲)。さらにフレンチだけではなく、より手軽で美味しい洋食レストランを出店する時には、調理の効率化、一定の高水準の味、品質の安定を目指して、日本初のセントラルキッチンを1962年9月に開設しています。

「ショートパスタのメニューは茹でたても冷めても美味しい。ソースで煮込む料理なので冷凍に合います。そのままでも少し野菜を足しても楽しめます」(西田シェフ)とのことですので、ぜひ、イタリア各地のショートパスタメニューをお試しあれ。

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