NHK 突撃!カネオくんで紹介された冷凍食品
NHKの人気番組「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」2月15日放送のテーマは「冷凍食品」!でした。
日本人の国民1人当たりの冷凍食品年間消費量は22.9㎏(日本冷凍食品協会調べ、2018年)。もちろん業務用も含んでの数値です。世界各国と比べてみると、日本は第5位(表㊦:日本冷凍食品協会「平成30年冷凍食品に関連する諸統計」より)です。
アジアではダントツの1位ですね。
番組では「去年よりよく食べるようになった冷凍食品」として、炒飯とギョーザを挙げました。
炒飯の取材では、山形にあるマルハニチロの大江工場にカメラが入りました。
1カ月社員が弟子入りしたプロ、とは赤坂璃宮の譚彦彬オーナーシェフです。卵、ごはん、具材を入れるタイミングから温度、あおり炒めの炒め方まで徹底的にデータ化して、それを工場で再現しました。番組の中で55人の人にプロが作った炒飯とマルハニチロの炒飯を食べ比べてもらっていましたが、どちらが冷凍食品か正解した人が24人、不正解だった人31人!!つまり、マルハニチロの炒飯は、プロレベルかそれ以上ということです。
続いてギョーザは、味の素冷凍食品の群馬工場へ。年間200億円、1億パックを販売する「ギョーザ」の生産ラインをテレビで紹介しました。
ギョーザ売上日本一!と書いてあります。全ての市販用の冷凍餃子、チルド餃子の中で売上金額№1が味の素冷凍食品の「ギョーザ」です。市販用冷凍食品では16年連続、ダントツの売上№1の商品。
2012年に『羽根の素』の技術開発によって、油なし、水なしで焼けるようになりました。
番組ではフランス発の冷凍食品専門店「Picard(ピカール)」も紹介されました。ゲストの小倉優子さんが見事に第1位売上商品を当てていました。
そうです。エフエフプレスでも何度かピカールの売れ筋ランキングを紹介していますが、いつも売上第1位は、「クロワッサン」です。
幼稚園のお弁当調査は興味深い結果でしたね。5カ所147個のお弁当を調査したところ、おかず数平均6品中冷凍食品は3.2品!! 浸透していますね。
その中でも、『自然解凍』で食べられる商品が人気でした。
ニチレイフーズお弁当にGood!シリーズの「衣がサクサク 牛肉コロッケ」が紹介されました。同社では自然解凍の商品は9年前から研究、独自の工夫、アセロラ果汁を使用することで酸を加え日持ちをよくした、という紹介がありました。
お弁当向けの自然解凍商品が登場したのは1999年の秋。ニッスイの和惣菜シリーズが元祖。既に20年を経過していています。かつてレンジ調理だったフライ商品も多くが自然解凍もOKに切り替わっています。
自然解凍商品と加熱して食べる商品の違いは、、、
最後に、冷凍食品のヘビーユーザーとして有名なゲストの北斗晶さんが、「自然解凍の商品は保冷剤がわりに」といったコメントをされていましたが、番組内でも紹介されていたように解凍開始後2時間くらいで常温になって食べられるようになりますので、他の食品を冷やしておく能力はありません。保冷剤がわりで安心とはいきませんのでご注意下さいませ。