生協CO・OP商品60周年! 「特別な、あたりまえ」 こんな商品が欲しい、という声に応える
CO・OP(コープ)商品第1号は、1960年発売「CO・OP生協バター」(写真左:初代パッケージ)でした。メーカーの管理価格に対抗して、安定的により安い商品供給を目指した生協。全酪連がバターの共同仕入れに協力して、初の生協PB、コープ商品が誕生しました。今年で60周年です。第2号商品は「CO・OPみかん缶」。コープ商品といえば、組合員の声の反映、です。組合員がアンケートや5000人使用テストに参加した初の商品は、1966年発売の洗濯用洗剤「CO・OPソフト」だったそうです。冷凍食品ももちろん、「こんな商品がほしい」という組合員の声に応えて、さまざまな商品が開発されています。
先日開催されたメディア向け試食会では、提供された人気商品19品中、冷凍食品4品、生冷凍品(そうざい半製品、ふっくらジューシー生ハンバーグ)1品、冷凍供給の水産品2品(無着色ひとくち明太子(徳用)、ふっくらしらす干し(減塩))が提供されました。
野菜たっぷりの(長崎風)ちゃんぽん。ちゃんぽんはワンランク上のコープブランド『コープ・クオリティ』でも「海鮮ちゃんぽん」の品揃えがあり、2019年3月に実施したリニューアル過程が、「特別なあたりまえ」と題したco-op商品誕生60周年記念誌で紹介されました。同誌には、2017年春に発売されて大人気の離乳食、「きらきらステップ」の開発秘話も紹介されています。開発担当の子育て経験から生まれたヒット商品。納得ですね。離乳食に続いて幼児向けの「きらきらキッズ」(常温お菓子)が昨年秋に発売されましたが、今年は冷凍食品も発売予定と聞きました。
「特別なあたりまえ」CO・OP商品誕生60周年記念サイト
あっという間になくなる試食会人気商品は、『コープ・クオリティ』の「大きなご馳走えびフライ」(6尾、280g)でした。サイズ13/15の超特大えび(インドネシア産ブラックタイガー)を産地での1回凍結で製造しています。1本200円の大きなエビフライです。えびの香りが強いのは、バッター液に海老の頭を煮出したスープを入れているから。
「北海道のそのまま枝豆≪中札内≫」(250g)。すぐに食べられる塩味つき。旬の時期に畑で収穫後約3~4時間で加工します。だから新鮮、豆の甘みも高い。