5月7日「コナモンの日」に、日清製粉グループ『鈴木敏夫とジブリ展』スペシャルナイト
日清製粉グループが協賛する『鈴木敏夫とジブリ展』(2019年4月20日~5月12日まで、神田明神 文化交流館「EDOCCO」内神田明神ホール)、連日盛況のようです。会期中5月7日「コナモンの日」の夜には、10倍の難関を当選したラッキーなジブリファンの方々を招いて、会場で特別イベント、『鈴木tosioおジブリ展』スペシャルナイト presented by 日清製粉グループ ハッピーメニューProject が開催されました。
招待された方々は、展示を見て(一部一般撮影許可展示あり)、巨大な「湯婆婆・銭婆」(映画「千と千尋の神隠し」)の「おみくじ」を引き、同展のサブタイトル「宮さんは絵を描き、僕は字を書く。」の通り、鈴木敏夫氏が、アニメ作品の中の言葉で、また、映画プロモーションの言葉で、ジブリファンを惹きつけてきたことを再認識しました。
最後のメインイベントは、スタジオジブリ社長、中島清文氏によるスペシャルトークイベント「鈴木敏夫とは何者なのか?」です。
「銀行からジブリに転職して早15年…」と題した展示会の「ご挨拶」を執筆した中島社長、鈴木敏夫さんのクリエイティブな発想が生まれる場面を面白おかしく語り、「ひとことで言えば『名古屋人』。堅実に確実性を高めることに全てを注ぎ込んだ」と経営者のしての才覚を表現しました。「妥協なしで怖かった」とも。
日清製粉110周年の時にスタジオジブリが制作した「コニャラ」の誕生秘話にも触れました。「CM企画案がポシャってしまった2009年12月25日、広報部長が手ぶらで帰れません!と言った時に、鈴木さんが筆ペンでネコの絵を描いた。後に宮崎駿さんが麦わら帽子をかぶせ、日清製粉の赤いリボンが付いたんです」
質疑応答もあり、最前列に座った中学生男子が「将来ジブリのようなアニメの会社を立ち上げたい。アドバイスを」との依頼。中島氏は「誰と仕事をするのかが重要。人との出会いを大事に」と語り、会場から拍手が起こりました。また、最後に「今日一番緊張した!」と話し、会場が沸きました。
イベント名にある「ハッピーメニューProjec」とは、今春スタートした木村文乃さん起用のCMキャッチコピーと共通です。
展示は5月12日まで。7月13日からは長崎ハウステンボス美術館で開催されます(9月23日まで)。
おっと、玄関では、巨大なコニャラがお出迎え。