赤福&白福!!、井村屋アイアイカフェでは「生ロカイユ」(お伊勢さん菓子博2017限定)
4年に一度の開催で今年第27回、なので100年以上の歴史がある「全国菓子大博覧会」。5月14日まで三重県営サンアリーナをメイン会場に開催中です。題して「お伊勢さん菓子博2017」。地元有力企業が特別協賛していて、もちろん井村屋グループ(津市)も。今回、同社中島伸子代表取締役副社長が幹事役を務め、WF-NET(食品業界女性経営者ネットワーク、代表:大河原愛子㈱ジェーシー・コムサ代表取締役会長)メンバーが視察いたしました。
参加メンバーのほとんどの方が同博は初視察。食品展のように入口から出口までお菓子でお腹いっぱい、、、かと思ったら、、、、違いました。
全国の菓匠(菓子職人)が工芸菓子で技を競い合います。テーマ館では、江戸時代の「お伊勢参り」を軸にして旅人の心を癒した宿場町の菓子を展示して、「おもてなし」の心を表現しています。
匠の技で制作したお菓子の花鳥風月の世界に圧倒されます。
歌川広重の浮世絵の世界(伊勢参宮 宮川の渡し)をお菓子で再現!あわびを獲っているあまちゃんもいますねー 主催は菓子工業組合や地方自治体で構成する実行委員会。お伝統文化や技を深く掘り下げる博覧会なのです。
「生ロカイユ」は、外カリカリ、中がウェッティで手づくりできたて、美味。
井村屋グループは、あずきへの思いを込めた展示のほか、手づくりスイーツを提供する「アイアイカフェ」をプロデュース。アイアイとは、井村屋マークにちなんで、井村屋のi(アイ:愛?)。社内募集で選ばれたようで素敵です。本社の新社員食堂(運営グリーンハウス)の名前が「アイアイ」、本社隣接の自社託児所も「アイアイ」です。
菓子博会期中の運営には社員が交代であたります。心配りがMAXです。さらに!、井村屋グループは、カーボン・オフセット(CO2ゼロ)にも貢献しています!!こちらの写真2点は、井村屋本社工場(津市)のバイオマスボイラ発電の現場です。同工場では、ロボットで自動化した大型冷凍庫を新設して冷凍庫の能力を3倍にしましたが、バイオマス発電で環境負荷を下げて、電力コストは以前と同等とのことでした。菓子博のCO2クレジットは3,700tですが、井村屋では、バイオマスここで得たCO2クレジット3,655トンを提供しました。
すごいですね。頭が下がります。
浅田剛夫代表取締役会長(CEO)です。WF-NETの菓子博視察日が雨模様と知るや雨合羽も用意をと指示された細やかな心配りの方です。感謝。曰く「伊勢商人の真髄は人の喜び」。かつては一生に一度の伊勢参り。全国から集う旅人の思い出に残るおもてなしが、地元商人の原点なのですね。