魚ばなれ、でも魚は好き、しかしめんどくさい、ならば冷凍食品。極洋の焼き魚パック刷新
極洋、これを「キョクヨー」と正しく読める人の割合は、年代が上にいくに従って増えるらしい。
で、日頃スーパーで魚加工品を購入している奥様方に聞いてみると、キョクヨーとマルハとあけぼのとニッスイは、魚くさいなぁとは分かっても、なかなかどれがどれだか判別がつきにくいらしいです。頼りになるのは、お気に入り商品の視覚的記憶。美味しい太いちくわ、そうそうこれこれ、このパッケージってな感じですね。
最初から横道にそれてすみません。
2年半前、業務用冷凍食品100%の方針から転換して、家庭用冷凍食品の生産・販売も開始した極洋。
冷凍食品業界の伝統的ベスト10メーカーでありながら、業務用のみはバランスが悪いのではないか、、、、と得意の「魚」を手軽に美味しく食べてもらえる商品開発に力を入れています。
焼き魚を1切れずつパックした商品。売場で見かけた方も多いかとおもいます。
こんな感じのです。
このシリーズが今年秋、全面的に改良されました。
こんなふうになります。
シュリンクパッケージ→トップシール(ガス置換)ってなんのことかっ!!ですねー。従来のパッケージは見た目そのまま、分かりやすく、まぎれもなく焼き魚という安心感がありましたが、いかんせんピチッとパックするので、皮のふんにゃりした感じや、きゅっとパックした跡が気になったりで焼き魚感が損なわれていたようです。
そこで、この秋から、焼き魚をトレイに入れ、空気といっしょにパックすると酸素で酸化してしまうので、美味しさを保つためにトレイの中は窒素にしてフィルムでふたをする包装に変更しました。
食べてみます。
端っこを少し開けて、電子レンジで500w 1分20秒。あっという間です。
うっ!皮が上かと思っていたので、びっくりしました。
すごく良い感じです。
お皿に移した後のトレイを見ると、脂のりの良さが分かります。前のパッケージのさばの塩焼きより、格段に見栄えが良く、味わいもアップしています。
やはり、魚は魚のメーカー、「自信あります!」と家庭用冷凍食品部の吉野谷次長。
ライバルはコンビニの冷蔵品PBでしょうか。食べて美味しい、保存料不使用の冷凍食品に気づいていただければ、軍配はこちらに上がる、と思います。