目線を上げよう!
「ファッションはライフスタイルの全て。もちろん食も含まれるのよ。取材にいらっしゃい」と尾原蓉子さん。
「確かに。まいります」と私。
ファッション業界で女性リーダーを育てる活動を積極的に行っている団体、プロジェクトWEFの公開シンポジウムに行きました。(11月4日)
テーマは「グローバルに活躍する-日本が変わる 目線を上げよう-」。
↓代表理事の尾原さん。「ファッション」という言葉を日本に初めて紹介された方です。
来春スタートする「女性活躍推進法」。働く女性にとってすばらしい時代がやってきました。
そして、企業が、社会が大きく変わっていくことになりそうです。
↓石倉洋子先生(一橋大学名誉教授)
講演のテーマは「世界はすぐそばに -この機会をつかまえよう-」。
「私はいまフリーターなの」と明るく、たのしく、わかりやすくお話しされました。
「自分を信じて」「思い込みのフィルターを捨てて「箱」を飛び出して」「船出は今」「常に新しいことをして、昨日の自分より今日の自分が良くなっていきましょう」と若い女性たちに呼びかけました。
↓講演する吉田晴乃さん(BTジャパン社長)。今年、女性として史上初、経団連・審議員会副議長に就任されました。
テーマは「Life Wish」。
「これをやりたい! という突き上げる思いを持てることに出会う」「キャリアパスは自己責任」「数字で明確な評価を得る」「自分自身で、あなたの花を咲かせて」と力強く語り、会場は熱気を帯びていきました。
「新しい風を」というのが経団連榊原会長からのミッションだそうですが、明るく、確実に達成されることでしょう。
最後は、生駒芳子さん(WEF理事、ファッション・ジャーナリスト)をコーディネーターにパネルディスカッション。
「世界に18兆ドルの消費財マーケットがあって、そのうち12兆ドルは女性に決定権があります。なぜ想像でものを言う男性ばかりで決めるの、、、」
女性の活躍は企業の業績アップに直結します。
さて、会場にお一人、食品業界の役員。JT執行役員の永田亮子さんにお目にかかりました。活力あふれるシンポジウムに終始笑顔。
主要ポストで働く女性リーダーが増えるよう、食品業界でも、こんなシンポジウムが開催できるといいですね。
当サイトの「エフエフ」の要素に、Fashionも加えることにします。