はしもと商店『冷凍瓦そば』（山口県）：冷食番長タケムラダイ　ご当地冷凍食品☆全国制覇への道～👣第３８歩

2025年11月30日2025年11月29日 Takemura Dai

押忍！冷食番長のタケムラダイだ！

てめーら、山口県の郷土料理「瓦そば」って知ってっか？
ネーミングだけじゃピンと来ねぇヤツも多いだろうが、コイツが変わった食いもんでよ。

詳しくは後でじっくり語るとして、瓦そばってのは、地元じゃ誰もが知るソウルフードだが、家じゃなかなか再現できねぇ、一筋縄じゃいかない料理なのよ。

今回、紹介すんのは、冷凍技術でその難題をクリアし、山口のみならず、全国どこででも本格的な瓦そばを食えるようにしたっつー、とんでもねぇ代物らしい。
俺様がタイマン勝負できっちり見極めてやるから、よ〜く見とけ！

■山口グルメの伝説「瓦そば」の流儀！

まずはよ、この「瓦そば」がどれだけ硬派な料理かを語っとかなきゃなるめぇ。

瓦そばは、山口の郷土料理の中でも、味もさることながら、食べ方の珍しさという点において別格の存在でよ、普通のそばとはそもそもの根本が違ぇんだ。
なんと、アツアツに焼いた瓦の上で、茶そばを焼いて食うのよ。

（※画像は公式ページより引用）

西南戦争の時代、兵士たちが熱した屋根瓦を使って、野戦の合間に肉や野草を焼いて食ってたっていう、ヤベェ逸話が元になってんだけどもよ、その話にヒントを得た山口県下関にある旅館の創業者が、この豪快なスタイルを料理として完成させたらしいや。

瓦そばの命は、熱い瓦の上でそばの底がパリパリに焦げ付く、強烈な食感でな、その上に乗った甘辛く煮た牛肉、錦糸卵、海苔を、温かいつゆにつけて食うわけよ。
これを家で完璧に再現するなんざ、普通に考えて到底無理だろ？
それを冷凍で実現しちまったのが山口から遠く離れた奈良にある「はしもと商店」なんだわ。

■下関から全国につながる「味のかけ橋」！

奈良県の葛城市に店舗を構える「はしもと商店」のルーツは、下関の小さな漁師町で生まれた、ねり天（魚すりみが原料の練りもの）を扱う老舗だ。
昔ながらの製法を守り抜き、ねり天づくり一筋の職人が作る本物の味と伝統を、ずっと地元で守ってきた。

そして、その老舗の魂を受け継いだ孫娘が、奈良の地へ嫁いだ後に、この下関の味と伝統を絶やしちゃなんねぇって一念発起して、今じゃ、奈良を拠点に、ねり天や瓦そばをはじめとした下関のソウルフードを全国へとつなぐかけ橋となって届けてるってワケさ。
地元愛と伝統を背負った、この硬派な一本気こそが、「はしもと商店」の魂なのよ。

■冷凍で狙うはテッペン！焼きで決める「パリパリの極意」！

はしもと商店「冷凍瓦そば」の最大の魅力は、家でも本場の味が完璧に再現できてるっつ〜ことだ。

もちろん、各家庭にあるはずもねぇ瓦を用意する必要もねぇ。
瓦での焼き調理と盛り付けが全て整った状態で急速冷凍をかけてんのよ。
だから、本場そのままの味が超時短で食える！

家庭での調理法はいたってシンプル。
そばと具材が入ったパックをレンジでチンするだけだ。

甘辛い牛肉、錦糸卵、海苔、薬味、レモン、全てが完璧に盛り付けられた状態で冷凍されてっから、本当に楽チン。

もちろん、コレだけでも完結してるんだが、レンジで温めた後、フライパンやホットプレートで、茶そばの底を更に焼いてやると、瓦そばの命である”パリパリ”の食感が、より際立つらしいから、上級者は是非とも試してくれ。

■実食レビュー！

さぁ、いよいよ本番だ。
ここからは俺様が、この冷凍瓦そばの「実力」のほどを見極めるタイマンレビューといこうじゃねぇか！

まずは、レンジで温めた後、フライパンで軽く焼いて、パリパリ魂を注入した熱々の瓦そばに、湯せん解凍しておいた温かい特製のつゆをつけてズルッといくぜ。

！！！！？（やべぇ…美味すぎて、声が出ねぇ！）

パリパリに焼き目の付いたそばと、上部のしっとりした熱々のそばの激しい食感の対比が、口の中で最高の状態を作り出してやがる。
そこに、牛肉の濃い旨味、卵の優しい風味、海苔の香りが混ざり合って、完璧すぎるチームプレイだ。
特製のつゆは、甘すぎず、そばの旨さを引き立てる絶妙なバランスで、最後まで飽きさせねぇ。