冷凍食品News

かねます食品40周年記念商品”30g増量” が大好評!「物価高の今こそ“粉もん”で皆さまに笑顔を」かねます食品高山社長

大阪が本社の冷凍お好み焼・たこ焼メーカー、かねます食品の高山文廣社長が手にしているのは、2025年秋冬商品として発売した『人気もん』シリーズ創業40周年記念商品です(パッケージ、一部)。

「創業40周年。実は来年なのですが、少し前倒しで皆さまに感謝を込めて、お得な増量品を発売しました。大好評です」と高山社長。前倒しの理由は、「物価高で厳しい、お米も高いです。お得な粉もん商品で皆さまに笑顔になっていただきたいから」とのこと。

世の中が値上げ値上げへと動いている中での英断にびっくり。ド派手なコテコテパッケージは、迫力があります。

『人気もん』シリーズは、ソースやかつおぶし、あおさなどの添付品を省いて(マヨネーズも含めて、ご家庭には常備してあるだろうという前提)、その分リーズナブルに提供しようという商品なのですが、今回の30g増量でさらにお得になっています。秋冬新商品として既存品のお好み焼、たこ焼、山芋焼、広島焼、ねぎ焼、チヂミの6品の『30g増量品』を発売し、さらに、新商品2品、モダン焼、いか焼もいきなり30g増量品でスタートしました。

『人気もん』は、店頭価格198円のEDLP(エブリデイロープライス)で販売可能という想定で商品設計をしたシリーズです。また、店頭セール企画で“よりどり3個で500円”ができる、という提案をスーパーにしたところ、「そうだ、と共感して秋にいち早く取り組んでくださったチェーンでは、いきなり1日に10個‐15個と売れる人気商品になりました」(高山社長)。

人気商品は売場の活気につながります。しかも、かねます食品は、“野菜を食べる粉もん”として自社製品をPRしてきました。昨今の野菜高値の折には、嬉しいお助け食品と言えるかもしれません。

「お客さんの役に立ちたい、という強い気持ちで食べ応えのある増量を実施して、創業40周年の感謝の気持ちを伝えたい」と高山社長。物価高の折にこんな大胆な取り組みができるのも、長年培った信頼の上にある中国パートナー企業の協力によるもの。「約35年前、パチンコ店の事業を整理して、ゼロからメーカーの仕事にチャレンジして、もがいてきました。お好み焼を持って問屋に営業に行くと、確かにおいしい、でも10万パック作れますか?と言われて、やる気に火が付きました」と振り返ります。

自動製造機の開発、さらに、より品質の高い生産体制が築ける拠点を求めての中国への進出など、苦労が実った感謝の気持ちを伝えるキャンペーン商品です。

「おいしさ、使いやすさ、価格。売場でのライバルはパスタや米飯類だと思っています。当社の粉もんは、ライバルより野菜がたくさん入っていて、それが甘み、おいしさになっています」と語る高山社長から、良い商品を出すこと、安さにこだわっていくことに、に強い決意を感じました。

そして、「今年だけに終わらず継続します」とのこと。もちろん、安さを提供するための原料調達方法の工夫、生産ラインの効率化の工夫も実現しての増量継続方針。「来春に向けてラインナップも一層強化していく予定」だそうで、これはますます楽しみです。

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