「おいしさ評価嬉しい」、「ものづくりに光をあててもらった」 全国冷凍野菜アワード『最高金賞』受賞コメント
「第1回全国冷凍野菜アワード」(日本ソムリエ協会主催、冷凍食品PR連盟後援、フクシマガリレイ協力)の表彰式(11月19日、一部既報)に臨んだ、最高金賞受賞企業です。
最高金賞受賞各社のコメントが発表されました。
十勝めむろ えだまめ/芽室町農業協同組合
「最高金賞をいただきありがとうございます。今までの皆の頑張りが評価されて嬉しい。この喜びをいち早く芽室町の生産者の方々に報告したいと思います」(芽室町農業協同組合 堀井和宏専務取締役
〈西川剛史審査員長コメント〉試食審査会場でも、審査員の皆さんのリアクションがとても良かったことを印象的に覚えています。まず評価が高かったのは、「シンプルに味が美味しかった」ことだと思います。枝豆本来の旨み、甘みをしっかり味わうことができ、それを損なわないように塩味が控えめにしてあることが、高評価でした。農業協同組合という組織を活かし、農場と工場の連携もしっかりとり、収穫してから新鮮な枝豆をすぐに工場で加工できる体制がこの美味しさを実現できていると思います。
オーガニックほうれん草/イシハラフーズ株式会社
「40年以上冷凍野菜を作り続けて、自社でった野菜を冷凍加工しています。畑から食卓まで見える野菜として販売しているのが特徴です。今回の受賞を受けて「味がおいしい」と評価いただけたことが、とてもうれしく思います。オーガニックに関しては販売の難しさはあります。冷凍野菜を作る立場として今回の受賞が非常に励みになる評価です。この評価を農産部の皆にもフィードバックし、共有したいと思います」(石原祥子社長)
〈に審査員長コメント〉ほうれん草そのものの甘み、風味をしっかり感じ、肉厚の食べ応え、ちょうどよい柔らかさ、これらが審査員の野菜ソムリエの評価が高かった理由だと思います。自社農場をかかえ、自社工場で加工をすることで、農業と冷凍食品製造を見事に融和させることで、この品質を実現できていると思います。さらにはオーガニックにも取り組み、品質を高めている点も評価が高いです。日本では国産オーガニック冷凍野菜を製造されている企業様はまだまだ少ない、そういう意味でも応援したいと感じました。
北海道十勝産ピュアホワイト/マルハニチロ株式会社
「ピュアホワイトの生産には、コーンの作付けの工夫をこらしたり、製造工場は毎日のように40日24時間フル稼働で一年分のコーンを作ります。今回の賞をいただけたことで、ものづくりに対する光を与えられたというのが、生産者、工場のメンバー、そして販売を担当する私たち全員にとって、大きな励みとなる賞です。工場にはすぐに報告し、明日からもさらに頑張っていこうと思います」(農産事業部 須川潔課長役)
〈西川剛史審査員長コメント〉冷凍コーンではあるが、甘みが非常に強く、そしてやわらかい、噛むと果汁があふれ出すなど、新鮮なとうもろこしを食べているようなピュアホワイトのおいしさが再現されており、味の評価が高かったです。生鮮で出荷されることが多いピュアホワイトを工場で加工し、商品化することは非常に苦労があったと思いますが、その苦労にあった素晴らしい商品に仕上がっていると思います。そして、パッケージもお菓子をイメージしたような洗練されたピュアホワイトのブランドイメージにも合っている点も高評価のポイントでした。