業務用冷凍食品

業務用加工食品ヒット賞ほか贈呈式、祝賀会に石破茂衆院議員~日本食糧新聞社

ホテル・ラストランをはじめフードサービス業界は、いま、慢性かつ深刻な人手不足。求められる食材もかなり変化してきているようですが、とはいえプロの世界は他とは違う差別化が不可欠。ということで、写真は、味の素冷凍食品の業務用冷凍食品『シェフが仕上げるシリーズ』の「シェフが仕上げるベースキッシュ」(2024年秋新商品)です。トッピングはお店のシェフのセレクトで仕上げる訳ですね。
他にも、「シェフが仕上げる三元豚のグリルポーク」「シェフが仕上げるグリル用熟成ポテト」など全7品。同シリーズは、日本食糧新聞社が主催する第28回「業務用加工食品ヒット賞」(令和6年度、農林水産省後援)を受賞しました。
ホテル・レストランのニーズを徹底的に研究して、求められる商品開発に努めた成果とのこと。写真は9月12日に第一ホテル東京で開かれた贈呈式・祝賀パーティに臨んだ味の素冷凍食品マーケティング本部の陰下泰志フードサービス事業部長です。

当日は、同じく第28回「外食産業貢献賞」(農林水産省後援)、第27回「日食優秀食品 機械・資材・素材 賞」、第12回「地域食品産業貢献賞」贈呈式も行われました。

「業務用加工食品ヒット賞」受賞商品は14品・シリーズで、そのうち上記の『シェフが仕上げるシリーズ』をはじめ5品が冷凍食品でした。いずれもヒット賞受賞に納得できる美味しさやアイディアに満ちている商品ばかり。

大冷の「まんまるキャベツ包」。ロールキャベツ風の味わいですが、噛む力が弱くなったお年寄りでも幼児でもおいしく残さず食べられるというアイディア商品です。約5㎜に角切りしたキャベツに、グルコマンナンを配合した外皮で、鶏肉・玉ねぎでジューシーに仕上げた肉だねを包んでいます。
ロールキャベツ風として老健施設のメニューに、ポトフやおでんの種にと活躍する冷凍食品です。

ニチレイフーズの「燻製鴨かつ」。会場で試食した人がみな、「これはうまい」と絶賛していた受賞商品。燻製した合鴨のむね肉を使用して、味付けはシンプルに塩とコショウで衣付けしてある商品です。
「嬉しいことに2年連続受賞です(昨年は「究極の唐揚げ」)」とニチレイフーズ宮川浩幸常務執行役員広域事業部長兼ライン&マーケティング戦略部付部長㊧、同戦略部商品第三部海外チキン戦略グループの野波祐太氏。同品は「冷めてもおいしい」のが特長だそうです。

祝賀パーティのおつまみにもいいねと好評を博していたマルハニチロの「サクッとかる~いゴボウチップス」。薄くカットして揚げているのでパリパリサクサクです。
「かき揚げを作っている工場の素材を活かして開発しました」と開発部の技術開発グループ業務用食品課の脇 浩規課長。うどんのトッピングにもおいしそうでした。

ひときわ目立つイカのかぶりものでPRしていたヤヨイサンフーズ。学校給食向けに開発した『海のおかずシリーズ』が受賞、シリーズの「イカメンチカツ」を試食提供しました。イカはあえてゴロッとしたサイズ感で入れて、“よく噛んで食べる”おかず煮仕上げています。噛むとうまみが広がり水産物が苦手な子どもも楽しくおいしく食べられます。

さて、贈呈式に続いての祝賀会は、農水省大臣官房から宮浦浩司総括審議会が祝辞を述べ、乾杯発声は消費者庁の新井ゆたか長官。

続いて齋藤健経済産業大臣の祝辞と華やかに始まりました。

宴半ばには、石破茂衆院議員・元大臣が駆けつけて挨拶。まさに自民党総裁選スタートという日に、時の人の登場。「日本食糧新聞の業務用加工食品ヒット賞に来るのは楽しいこと」と受賞商品の名前を具体的に挙げながらの挨拶に、会場は大いに盛り上がりました。

「飲んでみたい」との発言で、さっそくヤマサ醤油の「三角(ミカド)クラフトコーラ」を試飲(㊨端は日本食糧新聞社今野正義代表取締役CEO、㊧端は同杉田尚代表取締役社長)。
ヤヨイサンフーズの「イカメンチカツ」も、パクッと一口で!(写真㊨端は同社溝口真人社長)。

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