冷凍食品新商品

ニチレイフーズ、汁ありも汁なしも簡単にできるデュアル調理の担々麺「本当に旨い担々麺」


ニチレイフーズは7月11日、2024年秋冬新商品を発表しました。目玉商品は、水を入れてレンジ調理すれば「汁あり」担々麺、そのままレンジ調理すれば「汁なし」担々麺ができるという、汁あり・汁なしのデュアル調理ができる「本当に旨い担々麺」(1人前:300g)です。9月1日から全国発売。
パッケージは、即席ラーメンをイメージしたタテ型(縦ピロー包装)。
袋を横から見ると、スケスケになっていて、容器入りであることが分かります。
中身はこうなっていて、スープと麺、具材(肉そぼろ、チンゲン菜、ねぎ)が入っています。

「汁あり」担々麺が食べたい場合は、トレイの内側の線のところまで水を入れて(約150㎖)、レンジ調理(600Wなら6分30秒)【左のトレイ】、「汁なし」担々麺が食べたい時は、トレイをそのままレンジ加熱(600Wのなら5分)【右のトレイ】。1品2役という画期的なアイデア商品なのです。

汁あり担々麺は女性ファンが多く、汁なし担々麺は男性ファンが多いのですが、どちらもデュアルにユーザーにしてしまおうという商品でもあります。

発表会での試食品です。食べました、「さわやかな辛さと痺れ」と説明にあるように、コクがあるマイルド系。スープごくごくも大丈夫です。麺は丸麺で中太、もちもち食感です。
デュアル調理を実現した技術開発は、麺を油コーティングすることによって実現したとのこと。濃縮スープ(たれ)と麺を一緒に凍結した場合、麺の食感が失われてしまうことを防ぐことができるんですね。加熱すればその油は全く気になりません。また、凍結前の麺のゆで加減も、ゆで上がりの一歩手前で止めています。
「その日の気分で好きな食べ方を選べる、冷凍ラーメンの常識を覆す、そんな商品があったら良いと思いませんか?」とプレゼンテーションした清川吾朗執行役員家庭用事業部長。「冷凍だからこそ実現できる商品」です。また、「担々麺は外食市場では「汁あり」が7割で、冷凍食品市場では逆の「汁なし」が7割。「汁あり」ニーズの獲得で冷凍食品の担々麺市場拡大が狙えます。また、担々麺の市場規模全体(約1000億円)の中で、冷凍食品はまだ6%ほどしかありません。拡大ができます」

ちなみに、開発の発端は、汁あり担々麺を簡単調理でできる商品を開発しよう!というテーマで取り組んでいたところ、実験を繰り返していくうちに、水を入れずにレンチンしたら汁なし担々麺ができるのでは?と気づいたから、だそうです。ほんと、商品開発のストーリーっていろいろとおもしろいです。

スポンサードリンク

オランダ農業振興会
株式会社 明治
日清フーズ
マルハニチロ
ブレジュ 公式 オンラインショップ
ライフフーズ株式会社
株式会社ノースイ
株式会社ファンデリー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA