SBSラジオ「IPPO」6月3日放送で紹介した、物価高でも売れている冷凍食品のトレンド、オススメなどなど
静岡放送:SBSラジオ「IPPO」、6月3日放送の『IPPOセレクション』コーナー(朝8時台後半)、物価高でも冷凍食品の需要が高まっているのでクローズアップする、というのでコメント依頼を受け、冷凍食品ジャーナリスト山本純子が電話生出演いたしました。SBS[IPPO」のX 聴き逃しリンク(radikoプレミアム)
SBS「IPPO」ウェブサイト
最初は、冷凍食品の需要が高まっている背景は?という質問。
もちろん冷凍食品もご多分に洩れず価格改定されているのですが、トータルに考えてコスパとタイパが良い食品と捉えられているとお答えしました。
つまり、
・賞味期限が長くムダにならない~ロスが出ない(コストパフォーマンスの高さ、SDGs)
・調理時間が短縮(タイムパフォーマンスの高さ)
「よく買いだめしておく」というMCの新城健太アナウンサー。しかし、冷凍食品の栄養面は?とあきらめているというので、「それは誤解」とお伝えしました。
・冷凍食品の「急速凍結」は食品の組織をできるだけ壊さないようにして温度を下げる技術。
⇒組織を保っている=うまく解凍・調理すれば(表示をよく見てまずはその通りに)、栄養も味わいもそのままお皿の上に蘇る、と解説しました。
トレンドは?という質問には、
いま、最も注目されている「ワンプレート」ジャンルをご紹介しました。つまりおかずセットや主食とおかずがセットされたお弁当タイプです。トレイ入りの麺類、丼ものなど『1食完結型』の商品も広く考えれば含まれますね。
例えばどんなもの?と聞かれて、自分の好みでさば味噌セットを紹介しました。
食材を揃えて1人前の主食とおかずをバランスよく調理するのは相当なコストも時間もかかりますが、ワンプレートの冷凍食品なら数分の電子レンジ加熱だけで出来上がります。しかも家庭にストックしておけるので、疲れて何もしたくないときのお助け食品になる、という安心感も提供してくれます。
最近、これは新しい!と思った冷凍食品は?という質問には、
栄養面で新しい提案をしている日清食品冷凍の「冷凍完全メシ ぶたいか玉お好み焼」をご紹介しました。普通においしいお好み焼ですが、『完全メシ』シリーズの共通コンセプト、33種類の栄養素を含んでいます。
そして、「オススメ」を聞かれて3品をご紹介。
私のベストチョイスランチとしてご紹介したマルハニチロの「新中華街 五目あんかけ焼そば」は、本格的な中華飯店の味わい。赤坂璃宮の譚シェフ監修の商品ですから、当たり前といえばその通り、なのです。麺を両面焼きしているところに、シビれます。あんもおいしく具だくさん。途中お酢をかけて味変して、さらにおいしいです。
今回、スタッフがわざわざ買い求めて、新城アナが試食。同アナはズズッと食べるなり「おいしい!!!」と感嘆の声。さらに「値段が300円台半ば!」と驚いていました(オープン価格ですのでお店によって異なります)。休日のランチにするそうです。気に入っていただけてオススメした甲斐がございました。良かったです。
2品めのオススメは、先月発売されたばかり、キンレイの「お水がいらない 天下一品」です。新城アナ、いきなり「天一ですか!」とリアクション。そう、あのこってりスープを再現した新商品。
これは最初、容器付レンジ調理商品としてローソンで発売され注目されました。そして、広くスーパー向けに、お鍋調理のお水がいらないシリーズとしても新発売されました。レンジより煮たほうが、こってり感が上回っています。
最後のオススメはパン。え~冷凍パンっておいしそうに思えない!という新城アナ。これも試食してほしかったなぁ。レンジでスピーディに、ほかほか、もちもちの幸せ感じるチーズ入りミニパンが出来上がります。日本ハム冷凍食品の「もちもちしたチーズパン」。4種のチーズ(ゴーダ、クリーム、パルメザン、モッツァレラ)を使用したチーズ感もめちゃ好きです。
最後にひとことは、もちろん、
冷凍食品は『時間を止めて空間を超越できる』すばらしい食品。ぜひ、うまく活用して、食卓をおいしく楽しくしてくださいね。「冷食、OK!」
でした。