ニチレイフーズ、「今川焼」規格外品をアップサイクル→除菌ウェットティッシュに
ニチレイフーズは、今川焼の規格外品をアップサイクルした『「今川焼」から作った除菌ウェットティッシュ』を、独自の発酵技術を持つ㈱ファーメンステーション(酒井里奈代表取締役)と協業して開発。4月15日からニチレイフーズがオフィシャルスポンサーをつとめる「キッザニア福岡」内の「食品開発センター」参加の子どもたちに配布しています。
今川焼の規格外品をどうするかというと、、、
上の図のように、発酵と蒸留を経て、エタノールと発酵粕に。そしてそのエタノールを使用して除菌ウェットディッシュを作ります。発酵粕もニワトリの飼料、「ニチレイ育みの森」(北海道森町)の肥料に利用されます。
同様のアップサイクルは昨年6月に「焼おにぎり10個入」の規格外ごはんで実施していて、今回が第二弾です。
工場の生産過程でどうしても出てしまう規格外品(食品残渣)を同社ではすべてを肥料や飼料にリサイクルしています。しかし、食を支える企業としては、食品残渣に「社会的価値」を付加したアップサイクルにも取組みたいという思いから実行に移したものです。