冬はこれ、冷凍食品ジャーナリストが選んだ冷凍食品人気トップ10(週刊女性)
「週刊女性」(12月5日発売、12月19日号、主婦と生活社)の企画、「新食卓の救世主 冷凍食品 人気トップ10」~大ヒット商品、注目商品、新商品などいろいろな切り口から、冷凍食品ジャーナリスト山本純子セレクトの10品をご紹介。
まずは、№1商品、味の素冷凍食品の「ギョーザ」。発売45周年、『ギョーザステーション』はじめ、いろいろな記念イベントもあって、ますます人気上昇中。油も水も使用せず、きれいな羽根がついた餃子が誰でも簡単に仕上がります。ギョーザの下に「羽根の素」が仕込んであるんです~
味の素冷凍食品からはもう1品。「ザ★チャーハン」に続いて、男飯!として発売された「ザ★シュウマイ」。ゴロっとした豚肉の大ぶりのシュウマイの美味しさ、袋のままレンジで蒸し調理というポイントが受けて、ファミリーユースにも受けています。もちろん、小出しにして、お弁当に入れる方もいます。
これも№1を誇る、ニチレイフーズの「本格炒め炒飯」。2001年に発売以来の大ヒット商品。自家製チャーシューが美味、炒め感が2015年からはさらにパワーアップしています。今年の「フローズン・アワード」大賞です。
コンビニ冷凍食品も進化中。コンビニの企画販売力にメーカーの技術力が掛け合わされて、良い商品ができています。まずは、セブンイレブン「小籠包」(米久)。フライパンで蒸す、という新調理法で、中にスープたっぷりの小籠包が出来上がります。
そして注目の新商品。「ホットビスケット」(日本製粉)。これは秀逸。しかも2個入りシロップ付き、300円と某ファストフードのビスケットよりリーズナブル。ふんわり幸せな風味と食感です。イトーヨーカドーの開発商品なのですが、いつの間にかセブンの人気アイテムに。
肉系おかずばやりですが、マルハニチロの「肉ガブッと」シリーズは、厚みが新鮮。とんかつとハムカツがあるんですが、ハムカツ、美味いです。おつまみに、お弁当に、パンにはさんでもいいですね。
2017年秋冬新商品は注目商品がたくさんあります。寒くなってきましたから、まずは、「ほうとう」、キンレイの「お水がいらない ほっこりかぼちゃのほうとう」です。下にストレートのスープ、ほうとうの幅広めん、そして大き目カットの具材たっぷり、という三層構造。鍋に入れて温めるだけで簡単美味しく出来上がります。
パーティシーズンには、期間限定のこの変わったパスタをどうぞ。日清食品冷凍の「日清スパ王プレミアム チーズと皮付きポテトのカルボナーラ★キャラメリゼ」です。なんと、カルボナーラの上にキャラメルソース!チーズは星形。しょっぱく甘い、パスタです。
電子レンジでチンするだけで、おこげができるパエリア!これはびっくりです。ニッスイ(日本水産)の「できたておこげのパエリア」。
さて、10品目は今年年末に向けて、ぜひ見かけたら買っておいてください。テーブルマークの「蕎麦打ち職人 海老天そば」です。海老天2尾という嬉しい商品。お蕎麦は夏の間は、もり、ざるで手軽ですが、温かい蕎麦だと具はどうしようかと迷いますね。でもこれならお手軽でしかもゴージャス。きちんと尾付き海老天がいいですねえ。蕎麦も石臼挽きそば粉使用とこだわっています。
以上10品いかがでしたか? 美味しさ満足感保証します。良いものを選んできちんと調理すれば、美味しい。美味しいという満足感があれば、手抜きだと罪悪感を持たなくても良いのではと思います。しかも、冷凍食品は保存料不使用で保存できる素晴らしい商品です。手抜きではなく「手間抜き」。手間はメーカーがかけていますから、家庭で手間が省けた分、手づくり料理やご家族との団らん、趣味の充実など、時間を有効に使ってくださいね。