いきなり!ヒット、生産間に合わず休売~秋から徐々に売場に復活、12月本格発売。ニッスイでは米飯工場の生産増強も検討
春の新商品だったんです。日本水産(ニッスイ)の「いきなり!ステーキ監修 ビーフガーリックピラフ」。発表したとたんに引き合い殺到、そして生産が間に合わず休売していましたが、このほど売場に再登場。たまにあるんです、こういうこと。作れる量だけ売る、というわけにいかないんですね。売れる商品は全国のスーパーが要望しますから。過去には、「そばめし」(ニチロ:当時)の大ヒットが有名です。
店舗と同じ一瀬社長のコックコートスタイルがアイコン。そりゃぁ買いたくなります。
がっつり、300g(半分)食べてみましょう。
鉄板ステーキの〆ごはんですから、ガーリックがビリビリと効いて大満足の男ピラフ。
日本水産の年末記者会見によりますと、家庭用調理冷凍食品は、今年4月~10月の累計売上で前年比106%と大変好調。米飯類ですとムロツヨシさんの濃い感じのTVCMでおなじみ、看板商品の「大きな大きな焼きおにぎり」を中心に焼きおにぎりは105%と売上を伸ばしていて、たこ焼き類も105%。めん類も「ちゃんぽん」発売30周年でプロモーション実施し、続いて新しいTⅤCM(玄関のチャイムが「ちゃんぽん」)も放映中です。おかず商品では、チャレンジしているハンバーグ、春の新商品「今日のおかず若鶏の竜田揚げ」(美味しい和風味~)も大人気です。加えて「ビーフガーリックピラフ」のヒット! 工場の新設・ライン増設に舵をとっていく方針を語った浜田食品事業執行です。具体化は来年以降ですが、老朽化した設備の刷新も踏まえて、生産性向上と共に取り組んでいく方針。大きな計画は、戸畑工場の移設刷新案。米飯類を生産する八王子工場も強化案が浮上しているそうです。