冷凍野菜のおいしさをアピール中(日本アクセス)
「冷凍野菜はおいしさそのままキープ」
その通り!
冷凍食品売場に掲げるパネルを持っている方は、この春、日本アクセス(問屋です)の販売促進部長に就任した川口裕之氏です。満面笑顔に「冷凍食品愛」がみなぎっていますね。
聞けば、日本アクセスが「フローズンアワード」企画をスタートしたときのメンバーだったとか。久々に販促部門に戻ってきて意欲満々です。
さて、冷凍野菜。天候が不安定になると生鮮野菜が高くなって、価格安定の冷凍野菜に目が向いてよく売れます。昨年夏から秋は台風がいくつも上陸したので、野菜がめちゃくちゃ高かったですねぇ。冷凍野菜はブロッコリーやほうれん草などなど青いものを中心によく売れました。
しかし、冷凍野菜のメリットは価格安定だけじゃない。おいしさそのまま急速凍結。おいしさそのままっていうことは、成分がそのままということなので、栄養価もそのままなのです。
えーっ?ですか? 本当です。
日本冷凍食品協会が消費者の皆様向けに使用している下のグラフをご覧ください。
冷凍ほうれん草のビタミンC値と季節ごとの生鮮ほうれん草のビタミンC値を比較したものです。冬の旬の時期に下ゆでして急速凍結をしてパック・保存している冷凍野菜のビタミンCはもちろん一定ですね。一方、生鮮ほうれん草は、旬の冬はビタミンC値が高いですが気温が上がってくる季節になると、冷凍ほうれん草に負けてしまいます。
そうなのです。ほうれん草の場合、春から秋にかけて利用するのはとってもお得。
ただし、冷凍野菜は「ゆでて(ブランチングといいます)」凍結してありますので、メニューに使用するときは、ごく短い時間の加熱を心がけてくださいね。目安は、生鮮を加熱する時間を10とすると2くらいでOK。ラーメンのトッピングやおつゆに使うときは、火を止める前の最後に放り込むだけでも十分なくらいです。おいしく、栄養もしっかりと摂ってくださいね。