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冷凍めん協会協賛・第2回FHJ全国高校生冷凍めん料理コンクール 最優秀賞は群馬県立新田暁高校3年生

(一社)日本冷凍めん協会(白潟昌彦会長)協賛、全国高等学校家庭クラブ連盟(FHJ)主催による「第2回全国高校生冷凍めん料理コンクール」の表彰式が3月20日、東京・代々木の家庭クラブ会館ホールで開催されました。
「つるっとほっこり、みんなが喜ぶめん料理」を募集した今回のコンクールには、応募人数669名と前回を上回る参加がありました。最優秀賞に輝いたのは、群馬県立新田暁高校の3年生「系列研究チームAB」。受賞メニューは、「5種のだし香る、魚介ときのこのかぶら蒸しうどん~無駄なくおいしくSDGs~」です。
チームは、3年生の女子3名。「かぶら蒸しを知ってよかった。ありがとうございます」(新井さん)、「去年私はFHJ賞でした。最優秀書をとりたかったので嬉しい」(下山さん)、「最優秀賞を狙って、先生にもご指導いただきがんばりました」(後藤さん)とそれぞれの思いを語りました。

FHJ成人会の堀切哲也会長㊧から表彰状を授与された受賞チーム。メニュー写真に、冷凍めんメニューだけではなく、いろいろ小鉢が付いているのは、「蕪をすりおろした後に残った葉っぱをどうしよう」とか、「卵でメレンゲを作ったら黄身が残るので何に使おう」などと考えて、知恵を絞ったからです。素晴らしいですね。

優秀賞:いばらきを食べようスペシャル。茨城県立日立第一高等学校・2年 チーム名「茨城の民」。やまと芋のとろろ、素揚げしたれんこんはじめ地元野菜たっぷりです。

「茨城のつけけんちんを知っていただけたら幸いです。2人で悩んだこともありましたが、茨城の食材を使ったレシピを考えることはとても楽しかったです」(大部さん)。「(冷凍めんの消費量を見たら)うどんに比べてそばはちっぽけな量だったので、そばにしました。挑戦でした」(増子さん)。戦略が大成功。


優秀賞:全国の郷土料理大集合!?伝統つなぐ年明けうどん。香川県立高松南高等学校・1年 チーム名「9(ナイン)」。

「香川には白いうどんに赤いトッピングをして、お正月に幸せを祈る、年明けうどんの習慣があります。それをモチーフに全国の郷土料理を取り入れました。応援してくださった先生方に感謝しています」(阿尾さん)。

FHJ賞:栄養たっぷり♡津軽うどん」。青森県立浪岡高等学校・2年、チーム名「絆光記(はんこうき)」。
一般財団家庭クラブの藤野泰郎理事長㊧がプレゼンター。「栄養を考えて地元の野菜、浪岡のりんごを使いました。だしやたれを作るのに苦戦しました。これからも改善していきたいです」(岩崎さん)。

日本冷凍めん協会賞:稲荷に包まれたうどん~手作り団子を添えて~。広島県立沼南高等学校・3年 チーム名「うどん図で~す。」
プレゼンターは冷凍めん協会の白潟会長㊧。「受賞を目指してなかったんです。ほんとにびっくりしました。ありがとうございます」(石丸さん)。「おもしろいうどんを作りたいと思い稲荷に詰め込んでみました。稲荷が破けて最初は大変でした。なんとかうまく穴がばれないように作りました。団子も魚で作ってみたのですが納得がいかなくて、肉団子にしたら見た目も良くボリュームも出て良かったです」(伊勢さん)。

白潟会長は、挨拶の中で「年間20億食を生産している冷凍めんは、(喫食)人口で割れば1人当たり20食です。もっと身近にみなさんにご利用いただきたいと思いコンクールを協賛して2回目です。私も審査員に加わり試食しましたが、どの作品も完成度が高く感心しました。おめでとうございます」と語りました。

審査員を代表して講評を述べた実践女子大学教職センターの市毛祐子教授(元文部科学省初等中等教育局教科調査官)は、「高校生ならではの豊かな感性、斬新な発想」を高く評価。それぞれの受賞作品について評価ポイントを述べました。受賞作品は、一般財団法人ベターホーム協会によるレシピに基づいた再現によって、試食審査(三次審査)が行われて、決定しました。

表彰式には、日本冷凍めん協会の伊勢英一郎副会長、桑山和基専務理事も出席。同コンクールは、長年の実績がある「FHJ-日清製粉グループ 全国高校生料理コンクール」を参考に昨年からスタートしました。食材について、若い世代に親しみをもってもらう、という企画コンセプトは、まだまだ成長過程にある冷凍めんにとって重要なPR活動です。
「来年も引き続いて協賛したいと考えています。長く続けていきたい」と桑山専務理事。

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