冷凍食品News

イートアンドフーズ、宮崎県都城市と新工場立地協定を締結、2026年12月竣工へ

イートアンドフーズは10月25日に、宮崎県都城市と新工場の立地協定を締結、調印しました。【写真㊧都城市・池田宜永市長、㊨仲田浩康社長】

同社ではかねており、都城市で「大阪王将ニンニク・生姜出荷組合」を組織するなど、地元生産者と密接な関係を築いてきました。さらに、餃子の主原料であるキャベツ、豚肉の一番の調達先は宮崎県です。つまり原料産地で製造する拠点となります。

また、都城市は南九州の中心部に位置しているので、陸路、海路(大阪・神戸)での輸送が至便。物流問題の課題解決にも役立つ拠点となります。

新工場用地は、都城市高城町。敷地面積8,259.88㎡、

工場の延床面積7,400㎡。2026年12月竣工を予定しています。

同社では、同九州工場の建設を含む西日本生産拠点再編計画が、経済産業省「中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金事業」(2次公募)に採択されています(10月15日公表:補助率最大3分の1、補助金最大50億円)。

イートアンドフーズの工場は、関東工場(第一、第二、第三)、関西工場(大阪府枚方市)があり、今年9月には新物流拠点として関東工場に隣接させた冷凍庫棟「関東Logistics Base(KLB)」(写真㊦)が稼働を開始しています。

九州に生産拠点を得ることで、「事業の継続性へ大きく寄与する」(仲田社長)と共に、「新工場では年間生産量約2万トンを想定しております。このたびの都城市との素敵なご縁を活かし、これからも広がり続ける冷凍食品市場において、さらにたくさんの餃子を製造していきたい」(同)としています。同工場稼働によって、全体で25%の製造能力増強になります。

製造品目は、


大阪王将 羽根つき餃子

大阪王将 羽根つきスタミナ肉餃子

大阪王将 ぷるもち水餃子(パッケージは2種類)

大阪王将 たれつき肉焼売

大阪王将 小籠包

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